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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜工匠都市防衛戦〜後篇
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も北の地方でとてつもない存在が復活した影響で解けたと言われていました。………それをウィルフレド様は全ての種族と協力して、解決したのです。」

「そうだったんですか………(10数年前………ユイドラの北で起こったとてつもない存在の復活………まさか。邪龍復活の影響!?)」

ハンナの話に頷いていたペテレーネは心の中で心当たりがあり、顔には出さず、驚いていた。

「お〜い!こっちを頼む!重傷者が一杯いるんだ!」

そこにレグナーの指示によって重傷を負った工匠や兵士達がリウイのお陰で軽傷まで回復した兵士や工匠達によって運び込まれた。

「なっ………!」

ハンナは運び込まれた重傷者の多さに目を見開いて驚いた。

「さすがにこれは手が足りませんね…………闇の息吹!!」

ペテレーネは驚きながらも一人の重傷者に駆け寄って治癒魔術を施していた。

「けど、やるしかありませんね!……癒しの風!!」

「……癒しの水よ、降り注げ………!癒しの雨……!!」

ペテレーネの言葉に頷きながら範囲治癒魔術を施すハンナに続くようにマーリオンも魔術を使って、ペテレーネ達を手伝っていた。



「お母様!お父様に言われて手伝いに来ました!」

そこにイリーナ、ツーヤを連れたプリネが教会に入って来た。

「プリネ!?それにイリーナさんにツーヤさんも……ありがとう。みんなで手分けして、重傷者の方達を優先に癒して行って!」

「はい!イリーナさん、ツーヤ。2人もお願いします!…………闇の息吹!!」

「はい!しっかりして下さい!……癒しの息吹!!」

「了解しました……!水よ、癒しの力を……!ヒールウォーター!!」

プリネの指示に頷いたイリーナとツーヤはそれぞれ、傷を負い呻いている兵士や工匠達に駆け寄って、治癒魔術を施していた。その頃、ユイドラ軍は今までの度重なる戦いの疲労や敵の余りの多さに疲弊していた。そのため、ついに街への侵入を許してしまい、ウィル達は街に侵入した魔物達の対応に追われていた。



〜工匠都市ユイドラ・街内〜



「喰らえっ!!」

「闇の精霊よ!我が呼びかけに応え、我が仇名す者達を吹き飛ばせ!闇界衝撃!!」

「喰らっときなさいよ!!」

「やぁ〜…………!ブラッドサークル!!」

「邪魔だっ!!」

「風の刃よ!旋刃!!」

「ヤア〜!!」

「そこっ!!」

「これでっ!!」

ウィル、セラウィ、カーリアン、レン、ユエラ、セティ、シャマーラ、エリナ、ロカは街の中にまで入って来てしまった魔物達を倒していた。

「超!ねこ、パ〜ンチ!!」

「喰らえ〜!!凝縮闇弾!!」

「消えろ!」

「連接剣のお味はどう?」

「ハ
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