四十四話:選択肢
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惑うことは何もないよ」
優しく、冷たい声が悪魔の契約を持ちかける。交わせばもう二度と戻ることはできないと分かっているのにその誘惑は強く、そして甘い。全てを取り戻せる。全ての犠牲を無かったことに出来る。誰もが幸せな世界を創れる。そう、自分がこの悪魔の契約を結んでさえしまえば、全てが救われる。
「おいで、私の家族」
「……あたしは―――」
差し出された男の手に向けスバルは静かに自身の腕を伸ばすのだった。
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