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Eipic1-E移ろいゆく季節〜Determination of Testarossa〜
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とって一番許せないタイプの犯罪者。当然わたし達の怒りボルテージは一瞬にして臨界点突破。わたしは「そいつを捕まえるんだったら手伝わせて!」クロノにそう言って掴みかかる。

「そんな犯罪者は絶対に許せない! クロノ、お願い!」

「あたしからもお願いするよ」

フェイトとアルフも、クロノに事件捜査の協力を申し出た。すると「ああ。だから君たちをここへ呼んだんだ」って、始めからわたし達の参加を決めてたって言った。んで、これからプロフェッサーの艦と同じ次元空間に進入し、そこで停船・投降要請を行うことを話し合い、大人しく言うことを聴けばそれで良し。ダメなら乗り込んで直接確保する、と決めた。

「ではこれよりアースラは、広域指名手配犯プロフェッサー・ヘンリーおよびスタッフの確保のため、次元空間に進入します。あなた達はトランスポーター前で待機を」

お母さ――じゃなかった、仕事中は提督や艦長って呼ばないといけないんだ。えっと、艦長の指示に従ってわたし達はブリッジの艦長席、その背後にあるトランスポーター前で待機。そしてアースラは次元空間内に入って、支局の観測室から送られてくるターゲットの現在位置を目印にして航行。

「艦長! ターゲット艦を捉えました! モニターに出します!」

エイミィがブリッジ前面にモニターを展開させて、これから乗り込むことになるかもしれないターゲット艦を映し出した。全長100mほどのタンカーのような艦で、武装兵器らしき物が甲板にズラッと並んでる。

「エイミィ。あの艦って一般販売されてるタイプだよね。見取り図とか出せないかな?」

「あ、うん、すぐに問い合わせてみるよ」

フェイトがエイミィにそう伝えてる中、「こちら時空管理局・次元航行部所属艦アースラ。ただちに停船せよ」艦長が停戦勧告を出す。

「敵艦甲板の砲台に魔力集束反応!」

オペレーターのアレックスからそんな報告が入った。すぐにアースラの防護シールドの出力を上げて攻撃に備えると、すぐにターゲット艦から砲撃が発射されてきた。グラグラ揺れるアースラ。でもそう易々と墜ちる艦じゃないよ。

「攻撃確認! クロノ、フェイト、アリシア、アルフ! 敵艦へ突入! プロフェッサーの確保を!」

「「「了解!」」」「あいよっ!」

攻撃が続く中でわたし達は変身を終えて、ターゲット艦の甲板へと転送。そして「ぶっ壊〜す!」わたし達は砲台の無力化を始めた。フェイトは“バルディッシュ”で砲身を斬り落として、アルフは殴って潰して、クロノは凍らせて砕いて。わたしは“フォーチュンドロップ”が内包する数あるデバイスの内の1つ・・・

「ハリセン・・・スマァァァーーーッシュ!」

ハリセン型のストレージデバイス・“ハリセンスマッシュ”を振るって、放たれた砲撃を砲台に
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