第106話(序章終了、1章開始)
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…?それにアーシアさんとフレンさんも………?どうしてここに………」
「それはこっちの台詞だぜ……」
「何とか全員無事みたいね……」
「ふう………目ぇ醒ましたか。3人とも気分はどうや?吐き気とかあるか?」
無事な様子の3人に安堵の溜息を吐いたケビンは3人に自分達の状態を訊ねた。
「俺は問題ない。」
「私も問題ないわ。」
「………私は気持ち悪い。」
フレンとアーシアが問題ない中、リースはただ一人顔を顰めて呟いた。
「ホ、ホンマか!?」
リースの言葉を聞いたケビンは慌てたが
「お腹空きすぎて。もう限界………さっき買ったパンを食べさせてもらう。」
「ガクッ………気持ちはわかるけど!それより先に疑問に思うことあるやろ!」
「クク、こんな時でもマイペースとか、肝が座っているシスターだな。」
「ハア………」
次のリースの言葉を聞いて脱力し、リースの様子にフレンは口元に笑みを浮かべてアーシアを見つめ、アーシアは呆れた表情で溜息を吐いた。
「む………食は全ての基本なのに………。………!………そういえば。あの変な男が現れて”方石”が真っ白に輝いて………それで………」
「ああ………わからない事だらけや。それに………周りを見てみい。」
「………………石造りの書架…………遺跡の中………?ううん、それにしては………え…………」
「この空間……もしかして”裏”の”四輪の塔”か……?」
「……確かに似ているけど、違うと思うわ。」
ケビンに促されたリースは謎の空間―――”裏”の”四輪の塔”にあった謎の空間によく似た異空間に驚き、フレンの疑問にアーシアは冷静な様子で答えた。
「………参ったな。思った以上に………面倒な任務だったみたいや。」
その後ケビン達は謎の場所の探索を始め、謎の場所は”隠者の庭園”という場所である事、そして場所の名前が書かれた石碑でケビン達が相談していると”方石”は輝き始めた。するとケビン達のクオーツが全て破壊されるというとんでもない出来事があったが、その代り謎の声が突如聞こえ、謎の声に従って方石を石碑にかざすと、石版を含めたさまざまな場所が光り輝き始め、場所によったさまざまな施設が使えるようになった。そしてケビン達はさまざまな施設を使って装備やクオーツ等を整えた後、全ての施設を回った後、同時に現れた光の壁がいつの間にかなくなり、壁の先にあった光の法陣の前に来た。
「色々驚く事はあったが………やっぱり、状況を打破するにはあの光の中に飛び込むしかないよな?」
法陣の前に来たフレンはケビンに確認した。
「せやな、どの道オレらにそれ以外の選択肢はありませんし。あ、でもリース達はここで待ってて――」
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