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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第125話
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タにした後超越した光の大爆発を起こすと共に星をも貫く光の柱が発生し、光が消えるとノスフェラトゥは完全に消滅し、また二人の協力技の余波によって怪しげな気を放っていた宝珠(オーブ)も消滅しており、宝珠(オーブ)が消えるとリィン達が戦っていた魔物達もまるで浄化されるかのように光に包まれて消滅した!



「はあっ、はあっ……!」

「何とか終わりましたね……」

「つ、疲れた〜!」

「くふっ♪久しぶりにわりと楽しめたよ♪」

戦闘が終わるとリィンとセレーネ、ミリアムはクラスメイト達と共に疲れた表情で息を切らせながら地面に跪き、まだまだ余力があるエヴリーヌは不敵な笑みを浮かべた。



「”不死の(ノスフェラトゥ)”をたった二人で容易に撃破するなんて……」

「ふふっ、さすが”女神”と言った所か。」

「フッ、滅多にお目にかかれないものを見せてもらったな。」

「ああ。まさに”神技”と言ってもおかしくない剣技だった……」

驚きの表情のエマの言葉にガイウスは静かな笑みを浮かべて答え、ユーシスとラウラは興味ありげな表情でセリカとアイドスを見つめ

「すっげー!二人とも滅茶苦茶つえー!」

「聖女様より強いかも!」

子供達ははしゃぎながらセリカとアイドスを見つめた。



「フフ、さすが私の”お兄様”ね。」

「誰がお前の兄だ。百歩譲って”セイルーン”を名乗る事を認めても俺はお前の兄になる事を了承した覚えはないぞ。」

(クク、そう言っている割に嬉しそうにしているのは何故だの?)

アイドスに微笑まれたセリカは静かな笑みを浮かべ、セリカの様子に気付いていたハイシェラは口元に笑みを浮かべて指摘した。

「フフ、でも貴方がお姉様と結ばれれば自動的に私は貴方の”妹”になると思うけど?第一お姉様の身体に宿っている時点で、貴方は私の兄になるわよ。」

「グッ……!」

(ハハハハハッ!まさにその通りだの!)

そしてアイドスに図星を突かれたセリカは唸り声を上げ、ハイシェラは腹を抱えて笑っていた。



「先程から俺をからかっている態度といい……まさかお前を2度も殺した意趣返しのつもりか?」

「そんなつもりはないわよ。第一私はお姉様と同じ”星女神”なんだから、そんな根暗な性格じゃないわ。大体、貴方こそお姉様への愛が足りないんじゃないかしら?エステルって娘による想念によって貴方とお姉様を”影の国”で出会えるようにしなければ、お姉様の事をずっと忘れたままだったんでしょう?」

「……………俺がそうなったのもお前のせいだろうが。」

自分の指摘を聞いて反論したアイドスの話にセリカは口元を僅かにピクピクさせながら静かな表情で指摘し

(ハハハハハッ!まさか
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