プロローグ4。運命に導かれて……
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武偵ではない俺が武器を普段から持っていることが周りにバレたら絶対ややこしいことになる。バレたら逮捕(補導)もんだよな……。
とりあえず、逃げる、逃げる、逃げる。
……んで、気がつけば待ち合わせ場所まで来てしまっていた。
「ハァハァ、大丈夫?」
「あ、ありがとう……」
「多分、もう大丈夫だと思うから気をつけてね?」
「ありがとう、私の名前は風斬 風香。君の名前は?」
『俺の名前は……昴。星空 昴』
「昴君かぁ、君があの……そっか、そうなんだ。ありがとう昴君……また、会おうね」
そう言い、彼女は去っていった。
しかし、風斬かぁ。昔あった総理大臣と同じ名字だなー、なんて思っていると。
「おーい、昴君」
「お、金次が来たか」
金次が息を切らせながら走ってきて、その後ろには隠れるように巫女装束を着た白雪がいた。
俺は白雪に話しかける。
「初めまして。星空 昴だ。よろしくな」
「星伽 白雪です。よろしくお願いします」
遠山と星伽。
星空と遠山。
星伽と星空。
風斬と星空。
様々な出会いがこの日あり、この日があったからこそ俺の物語は始まることになったのだが、この時の俺は知らなかった。
全ては運命によって導かれているということに。
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