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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第122話
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目で呟き、エヴリーヌは呆れ、エマは疲れた表情で肩を落とした。その後時折襲い掛かってくる魔物達を撃退しながら仕掛けを解いて先に進んでいたリィン達は子供達を見つけた。



「あれは……!」

「まずい……!」

魔物の群れに囲まれている子供達を見たガイウスは目を見開き、ラウラは血相を変え

「ええっ!?あ、あの女性はまさか……!」

「サティア様が何故生きてこの場にいるのだ!?」

「あれ、あいつって確かサティア―――アストライアじゃん。おかしいな……?”影の国”でエステルに宿ったんじゃなかったっけ……」

アイドスの姿を見たシュリとメティサーナは驚き、エヴリーヌは目を丸くして考え込み

「………………………」

(なっ……サティアはエステル嬢ちゃんに宿ったはずなのに、何故生きて、しかもセリカと同じ姿でこの場にいるのだ!?)

セリカは呆け、ハイシェラは信じられない表情で声を上げた。



「ユ、ユリアン〜……!」

一方壁際に避難している子供は悲鳴を上げ

「泣き言を言うな、カルノ!アイドスおねえさんを信じろ!」

もう一人の子供は悲鳴を上げている子供の前に出て声を上げ

「ハァァァァァ……ッ!!」

アイドスは一人で果敢に子供達を守りながら戦っていた!



「ええっ!?」

「”アイドス”だと!?」

(馬鹿な!?一体どうなっているのだ!?)

子供の一人が叫んだアイドスの名前を聞いたシュリとメティサーナは驚き、ハイシェラは血相を変え

「…………………」

呆けていたセリカは少しの間考え込んだ後、魔剣を構えて魔物達に向かい、ラウラも続くように突撃して魔物達に奇襲して自分達に注意を逸らし、リィン達も続いた!



「ラ、ラウラ姉さん!?」

「え……貴方はセリカ…………一体どうしてここに……」

リィン達の登場に子供は驚き、アイドスは呆けた様子でセリカを見つめたその時魔物の一体がアイドスの無防備な背中を狙って襲い掛かったが

「ハアッ!―――余所見をするな。その身体の事も含めて詳しい事を後で聞かせてもらうぞ。」

セリカが反応して襲い掛かってきた魔物を斬り伏せた後アイドスに視線を向け

「…………………―――ええ。」

複雑そうな表情でセリカを見つめていたアイドスは静かに頷いた。



「よかった、無事のようだな。」

「は、はい……」

一方ラウラに話しかけられた子供は安堵の表情で頷いた。

「数が多いな……少々厄介だな。」

「キャハッ♪全部殺せばいいだけじゃん♪」

「子供達と女性を最優先に守りつつ勝機を見出すぞ!」

「ううっ……ブッ飛ばすよ、ガーちゃん!」

そしてアイ
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