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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第122話
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―謙遜する必要はない。シュリの戦闘能力もそうだが、錬金技術などにも助かっている。」

「ああ!しかもウィルに色々な技術を習ったから、更に頼もしくなったな!」

「ご主人様、メティサーナさん…………」

セリカとメティサーナの称賛に頬を赤らめて嬉しそうな表情をした。



「んふふ〜、相変わらず可愛いわね、シュリは♪」

「キャッ!?ヴァ、ヴァレフォルさん!?」

その時突如ヴァレフォルが現れてシュリに抱き付いたが

「あだっ!?」

突如凄まじい頭痛がして蹲った。



「ヴァ、ヴァレフォルさん!?大丈夫ですか!?」

ヴァレフォルの様子を見たエマは心配し

「そう言えば前にもこんな事があったけど……」

「確か”呪いを解け”とか言ってセリカ・シルフィルを見ていたが……」

ある事に気付いたリィンは考え込み、ユーシスはセリカを見つめた。



「ああ。ヴァレフォルにはシュリに触れた時、凄まじい頭痛がするように呪いをかけている。」

「ええっ!?」

「の、”呪い”……」

「一体何故そのような事を……」

セリカの説明を聞いたセレーネは驚き、エマは表情を引き攣らせ、ガイウスは目を丸くした。



「え、えっと、その……これには訳がありまして……」

驚いているリィン達の様子を見たシュリは顔を赤らめて言葉を濁したが

「―――要はシュリの貞操を守る為にご主人様がヴァレフォルに呪いをかけたのだ。」

「メ、メティサーナさん!」

メティサーナの答えを聞いて声を上げた。



「へっ!?」

「て、貞操を守る為……ですか?」

一方リィンは驚き、セレーネは戸惑い

「へ〜、ヴァレフォルって百合だったんだ……」

「ミ、ミリアムちゃん!?一体どこでそんな言葉を知ったのですか!?」

目を丸くして呟いたミリアムの言葉にエマは慌てた。



「ブーブー、ちょっと可愛がっただけで、呪いをかけるなんてセリカは器量が狭すぎよー。」

「シュリを押し倒して色々していたあれのどこが”ちょっと”だ。」

(クク、ずっと見守っていたお前にも問題があると思うがな。)

「ご、ご主人様!お願いですからこれ以上言わないで下さい……!」

不満げに答えたヴァレフォルの言葉に呆れた表情で指摘したセリカの答えを聞いたハイシェラは口元に笑みを浮かべ、顔を赤らめて慌てている様子のシュリを見てある程度事情を察したリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

「やはり変態だな。」

「ソロモンの魔神達って、変わり者だらけだね。」

(ううっ……今の話を聞いたら私自身の貞操が本気で心配になってきたわ……)

ユーシスはジト
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