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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第121話
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んだが何かの魔方陣に阻まれた!



「……まったく効いていないようだな。」

「そんな……一体どんな強固にできているんですか?」

その様子を見守っていたユーシスは呆れ、セレーネは驚き

「な、なんで〜!?」

ミリアムは信じられない表情で声を上げた後地面に蹲った。



「アガートラムでも破壊できないなんて……」

「……どうやら”結界”が動いているみたいですね。」

「”結界”……さっき一瞬だけ見えた不思議な文様の事か?」

シュリが呟いた言葉を聞いたガイウスは目を丸くしてシュリを見つめた。



「ああ。恐らくこの城のどこかに侵入者を逃がさない為の結界の作動装置があり、それが作動したのだろう。」

「……ただ、もし子供達がこの城の中に入っていたら、先に作動しているはずですから、私達は中に入れないはずですから、何故私達が入った時に作動したのかが気になっているのですが……」

「――――まるで俺達を待ち構えていたかのようなタイミングと言った所か。」

(クク、”神殺し”の膨大な魔力に惹かれた何者かの仕業かもしれんな。)

メティサーナの説明を捕捉して不安そうな表情をしているシュリの言葉を聞いたセリカは静かな表情で答え、ハイシェラは口元に笑みを浮かべた。



「それは……」

「……………確かにセリカさんの推測も一理ありますね。」

「くふっ♪エヴリーヌに加えて”神殺し”もいるのに、こんな真似をするなんて、誰だか知らないけどいい度胸をしているね♪」

セリカの言葉を聞いたリィンとエマは真剣な表情になり、エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべた。するとその時鐘の音が聞こえて来た!



「ひっ!」

「これは……?」

「さっきの鐘の音……!?」

「何でしょう……?異世界で幽霊の方達と戦った時に感じたおぞましい気配が強く感じてきました……!」

鐘の音を聞いたミリアムは悲鳴を上げ、ガイウスとリィンは驚き、何かの気配を感じたセレーネは不安そうな表情をし

「――左右から来ます……!!」

エマが前方を見つめて警告したその時、突如得体の知れない魔獣が現れた!



「チッ……魔獣か!?」

「いや、普通の魔獣ではなさそうだ……!」

「―――迎え撃つぞ!」

その後リィン達は協力して襲い掛かってきた得体の知れない魔獣を倒した。



「……やったか。」

「何とか終わりましたね……」

「弱すぎ。拍子抜けだね。」

敵の消滅を確認したリィンとセレーネは安堵の表情をし、エヴリーヌはつまらなそうな表情をし

「あわわ……」

ミリアムは地面に跪いた。



「ミリアムちゃん、大丈夫
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