外伝〜奇跡の共闘〜後篇
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エヴリーヌ!なぜ貴様等がここにいる!?」
リウイ達の登場に驚いたディアーネはリウイ達を睨んだ。
「…………ユイドラにはある用事があってな。まさかお前がここにいるとは思わなかったぞ、ディアーネ。…………相変わらずの様子だな。」
「フン!エヴリーヌと共に我をあざ笑いに来たのか!」
リウイの言葉にディアーネは鼻を鳴らして答えた。
「生憎だが、俺はお前に用はない。」
「なんだと?」
リウイの言葉に首を傾げているディアーネの所にリフィアが進み出た。
「お前がエヴリーヌ達と同じ”深凌の楔魔”の序列第9位に値する魔神ディアーネか。」
「黙れ!貴様は何者だ!!」
「余か?余の名はリフィア・イリーナ・マーシルン!!リウイとシルフィア様の孫だ!!」
「何…………!?」
高々と名乗るリフィアを見て、ディアーネは驚いてリフィアを見た。
「ディアーネよ。余の使い魔になれ。そうすれば、ユイドラを襲った件に関しては余達がウィルに謝罪しておこう。」
「この我を使い魔にするだと………!?ふざけるな!!」
リフィアの提案にディアーネは怒鳴った後、片手を震って、魔術でできた槍――封印王の槍を放ったが
「甘いわ!死愛の魔槍!!」
リフィアが放った魔術によって、ディアーネが放った魔術の槍は真っ二つに割れ、ディアーネの目の前で突き刺さった!!
「バカな…………!」
「これで余の力はわかっただろう?大人しく、従順せよ!」
自分の魔術が破られた事に驚いているディアーネにリフィアは威厳を纏って答えた。
「………………………………クッ………………………勘違いするな?今の我は万全ではない!我が万全であれば、貴様ごときすぐに滅してやるものを………!」
「フム。ならば万全の貴様を倒せば、余を認めると言うのだな?」
「……………………フン。……………だが、この我が貴様ごときに膝を折る訳がない。」
(あ〜あ…………ディアーネ、自分で墓穴を掘っちゃったよ………………)
リフィアとディアーネの会話を聞いていたエヴリーヌはディアーネを哀れんでいた。
「フム。ならば最高の状態でもう一度、勝負だ!その時、貴様が負ければ大人しく余の使い魔になるがよい!」
「おい、何を言っている。リフィ………」
リフィアの提案を制しようとしたリウイだったが
「いいだろう!首を洗って待っているがよい!!」
時既に遅く、ディアーネはリフィアを睨んだ後転移魔術を使って、その場から消えた。
「…………………遅かったか………………」
「あ〜あ。エヴリーヌ、し〜らないっと。」
転移したディアーネを見てリウイは頭痛を抑えるかのように頭を抑えて溜息を吐き、エヴ
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