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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜奇跡の共闘〜後篇
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、尋ねた。



「あ……うん。ウィルが”神格者”になれば、セラウィが女性として最高の幸せを手に入れられるのになって、ちょっと思っちゃった…………」

「……………そうか。」

エミリッタの話を聞いたユエラは目を伏せた。そして2人はアーライナを注目した。

「アーライナ様…………裁きをっ!!」

ペテレーネが叫ぶと、ペテレーネの願いに答えるかのようにアーライナが片手を震った!すると空を覆うほどの無数の暗黒の槍が現れ、アーライナがもう一度片手を震うと無数の暗黒の槍が雨のようにディアーネ達に降り注いだ!!

「何!?」

自分達に襲う無数の暗黒の槍に驚いたディアーネは結界を貼って防御した。ディアーネの部下達も結界を貼る等して、防御したが神が放つ魔槍には効果を示さず、結界ごと貫かれて絶命していった!魔神であるディアーネだけは無事であったが、完全に防御が仕切れず、身体の到る所が傷ついていた。

「ひゅ〜!相変わらず、凄いわね。」

「ええ。神を召喚する技量…………称賛に値するわ。」

アーライナの攻撃にカーリアンは感心し、ファーミシルスはアーライナを召喚したペテレーネを感心していた。

「す、凄い…………」

(ほう……まさか混沌の女神を召喚するとはな…………あの者、かなりの術者にようだな……)

ウィルはその様子を驚いて見ていた。また、ウィルが付けている腕輪から様子を見ていたアスモデウスは感心していた。

「………………………」

アーライナはウィルに一瞬だけ目をやった後、現れた時と同じように空間を歪ませ、姿を消した。アーライナが去ると、空も青空に戻った。

「よくやった、ペテレーネ。」

「はい、ありがとうございます…………」

リウイはペテレーネの頭を撫でながら褒め、褒められたペテレーネは恥ずかしそうにしながらも幸せそうな表情で答えた。

「おー。久しぶりに見たね、ペテレーネのアーライナの召喚。相変わらず凄い威力だね、キャハッ♪」

「うむ!さすがはペテレーネだ!余もペテレーネのような臣下を手にれなくてはな………!」

エヴリーヌの言葉にリフィアは胸を張って答えた。



「クッ………神を召喚するだと………!?待て、確かこんな真似ができる奴が一人いたぞ………!奴がいるという事はまさか………!」

一方ディアーネは身体に伝わる痛みに呻きながら、アーライナを召喚できた人物を一人知っており、その人物の傍にいるであろう人物を思い浮かべた時

「その通りだ。………久しぶりだな、ディアーネよ。」

「やっほ〜。久しぶりだね、ディアーネ。」

リウイがディアーネに近付いて来た。また、エヴリーヌとリフィアもリウイに付いて来ていた。

「リウイ王!それに貴様は
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