第13話
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びに来たのかよ〜!?ミント姉ちゃんもお帰り!」
「うわあ!本当に久しぶりです〜!」
「エステルおねえちゃん、ミントおねえちゃん。遊んで遊んで〜。」
「よく来たのー。歓迎するのー。」
クラム達はエステルとミントにかけよってそれぞれ嬉しそうに声をかけた。
「えへへ………相変わらずみんな元気だね!病気や怪我とかしていなくて、ミント、安心したよ!」
「あはは……。みんな相変わらず元気ねぇ。えっと、ケビンさんもお久しぶりね。」
クラム達の元気な様子にミントは嬉しそうに答え、エステルも微笑んだ後ケビンを見た。
「おお、エステルちゃん。オレのこと覚えとってくれたか!」
「そりゃあもちろん。しかし、本当にその格好で神父なんかやってたのねぇ。」
「どーいう意味やねん。しかし、こんなところでまた会えるなんてなぁ。これはひょっとして運命の再会ってやつかもな♪」
そしてエステル達はケビンと共にクラム達を孤児院に送った。
〜マーシア孤児院〜
「そうでしたか……。神父様とエステルさんはお知り合いだったんですね。ふふっ、世間は狭いですね。」
事情を知ったテレサは微笑みながら答えた。
「いや〜、ホンマそうですわ。それにしても、オレまでお昼をご馳走になってしもうてえらいスイマセンでしたわ。」
「いえいえ、ついでですし子供たちに勉強を教えてもらっていただいているお礼ですわ。」
「なー、エステル姉ちゃん。ヨシュア兄ちゃんがいないけど今日は一緒じゃないのかよ?」
「ミントお姉ちゃん。ツーヤお姉ちゃんは………?」
テレサとケビンが和やかに会話している中、クラムとマリィはヨシュアとツーヤがいない事に気付いて尋ねた。
「あ、うん……まあね。ちょっと用事があって一緒に来られなかったのよ。」
「………………………………」
事情を知っているケビンは真剣な表情で黙っていた。
「ツーヤちゃんは今、プリネさん達とロレントのお家に住んでいるの。だから今日は一緒じゃないんだ………」
「そうなんだ……しょぼん。」
「うー、ヨシュア兄ちゃんやツーヤ姉ちゃんにも孤児院が元通りになったトコ、見てもらいたかったんだけどなー。」
「ほんと、残念です。ツーヤお姉ちゃんにも会いたかったな…………」
「お姫さまのカッコウ、また見たかったのー。」
ヨシュアとツーヤが来ていない事を知ったクラム達は残念がった。
「あ、あはは……。それはともかく、ずいぶん長い日曜学校だったわね。最後に何か読んでたみたいだけどあれって小説か何かなの?」
「へへん。『人形の騎士』っていうんだ。人形使いの戦いをテーマにしたバリバリのアクション活劇だぜ!」
「あん、
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