第10話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。
「ミュラーさんっていって帝国大使館の駐在武官さん。と言っても、あたしたちは1,2回会ったくらいなんだけどね。」
「片手でオリビエさんを引っ張って行ったんだよ!凄い力持ちの人だよ!」
「ふーん……。ガタイもいいし隙もねぇ。獰猛な牙を隠し持った優秀な軍用犬ってところか。」
エステルとミントからミュラーの事を聞いたアガットは目を細めて答えた。
「もう、失礼な言い方ねぇ。確かに……かなり強そうな雰囲気だけど。」
「フン、あの金髪男もそうだが、どうも帝国人は信用ならねぇな。カシウスのおっさんと何か話していたみたいだが……。どんな目的で長期滞在してるか判ったもんじゃねえ。」
「うーん、言われてみれば。でも、オリビエって変人だけど悪人じゃないし……。あのミュラーさんにしたって悪い人には見えないんだけど。」
「フン、どうだかな。まあいい、カウンターでとっとと乗船券を買うぞ。」
「はーい!」
そしてエステル達は乗船券を買おうとしたが、エルナンの手配によって乗船券のお金を払う必要もなく、受け取り、そしてしばらくの間飛行船を待った後、飛行船に乗ってルーアンに向かった…………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ