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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
外伝〜祝賀会の夜〜後篇
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!自分の言葉で、話して下さい!」

呆けて自分を見つめているヨシュアにクローゼは活を入れた。



「あ……」

「……それが……好きな女の子に対する男の子の義務でしょう?」

「………うん……君の言う通りだ。本当に僕は……ダメなヤツだな。こんな単純で当たり前のことも気付かないなんて……」

クローゼに微笑まれたヨシュアは考え込んだ後、静かな笑みを浮かべて頷いた。

「ふふ、そこがヨシュアさんのヨシュアさんたる由縁ですから。……そういうところも含めて好きでしたけど………」

「……っ……だから、からかわないでよ………」

「うふふ……大丈夫、エステルさんならきっとわかってくれますから。それに……こっとエステルさんなら……」

呆れている様子のヨシュアの指摘を聞いたクローゼは微笑んで静かな口調で話を続けようとしたその時

「ヨシュア〜!」

エステルが二人に近づいてきた。



「あ、いたいた。ヨシュア、ほらこれ!ジョゼットのゴーグル。フフン、戦利品としてブン取ってやったわ!!」

「えっと……楽しんでいただけているようで何よりです。」

「エステル、後でちゃんと返しときなよ。」

完全に空気を壊したエステルをクローゼは苦笑しながら見つめ、ヨシュアは呆れた表情でエステルに指摘した。

「ええ〜〜〜〜っ……どーしよっかなぁ〜……?……って………あ……あれ………?」

ヨシュアの言葉を聞いて自慢げに胸を張って考え込んでいたエステルだったが、ヨシュアの隣にいるクローゼに気付いて戸惑った。

「えっと……ええっと……あ、あの……ク……クローゼ……?」

二人の様子を見て、何かに気づいたエステルは言い辛そうな表情でクローゼを見つめ

「くすっ………私、そろそろ戻りますね。……エステルさん。ヨシュアさんはお返しします。」

「へ……?」

クローゼは静かな足取りで二人から離れ始めた。

「クローゼ……」

ヨシュアに呼び止められたクローゼは足を止めた後、首を傾げてヨシュアを見つめた。



「こんな時に何て言ったらいいのかわからないんだけど……ありがとう。今夜、この場所で君と話すことができて……本当に良かった。」

「………あ………ふふ………どういたしまして。それでは……みなさん、よい夜を。」

そしてヨシュアの言葉を聞いたクローゼは呆けた後、優しい微笑みを浮かべ、どこかへと去って行った。

「え、ええっと……あ、あのー………あ、あのさ、ヨシュア。……えーっと、クローゼと……そ、その…………何の話をしてたの?」

クローゼのヨシュアに対する気持ち、そして2人きりで話していた状況を思い出したエステルは顔を赤らめて恐る恐る訊ねた。

「うん、ちょ
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