インターミッション〜新たなる軌跡への系譜〜外伝〜祝賀会の夜〜前篇
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ウスは疲れた表情で溜息を吐いて答えた。
「そう言えば……エステルとあちこち回ったけど、地域住民の不安を解消するために小さな村にも王国軍が駐屯していた。父さんらしい指示だと思ったよ。」
「軍は軍で、できる事をやっているというだけのことだ。………帝国や共和国の内政が不透明な上、王国軍の再編も棚上げ状態だが……まあ、たまには気を抜くのも必要なことだろう。ヨシュア、今日くらいは息抜きをしておけよ。」
「父さんこそ、少しは休みをとったらどうだい?母さんやエステル達も心配してたよ。」
「はっは、無用な心配だ。こう見えて、きちんと手は抜いているからな。……それに後数週間したら、新しい家族ができるんだ。遅くとも新しい家族が産まれる数日前には家に帰るつもりだ。」
「そっか。頑張ってね、父さん。」
「ああ。」
その後カシウスから離れたヨシュアはリオンとソフィを見つけて、二人に近づいた。
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