インターミッション〜新たなる軌跡への系譜〜外伝〜祝賀会の夜〜前篇
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には過ぎたことだとは思うのだが………平和が訪れた以上、私も真っ直ぐに自分の犯した罪を受け止めるべきなのかもしれないな。」
ヨシュアに祝福されたリシャールは静かに首を横に振って答えた。
「リシャールさん……」
「ふふ、そう心配そうな顔をしないでくれたまえ。私は決して陛下の恩義に反するようなことをするつもりはない。ただ、私なりの決着をつけるべきだろう。……そう思うだけだ。」
「……はい。」
そしてヨシュアはカノーネ、シード中佐、モルガン将軍、各都市の市長、エルナンに挨拶をした後、2人で飲んでいるシェラザードとオリビエを見つけて話しかけた。
「シェラさん、オリビエさん。ご無沙汰してます。」
「……ん、ヨシュアか。どう、一緒に飲まない?」
「フフ、共に甘美な杯を傾けようじゃないか。今宵はトコトンつき合わせてもらうよ。君の瞳が揺れるまで……ね。」
「……遠慮しておきます。」
シェラザードとオリビエの誘いにヨシュアは呆れた表情で答えた。
「なによう、こんな時くらい付き合いなさいよね。……あ、そうだ。あんたの正遊撃士祝いもついでにやってあげよっか。そーいや、あんたの分だけまだだったわよねー。」
「……あのシェラさん。その、ルシオラのことは……」
「ふふっ……ヨシュアったら、何おねーさんの心配しちゃってるのよ。あんたが気を揉むことじゃないわ。」
ルシオラの事でヨシュアに心配されたシェラザードは苦笑しながら答えた。
「フッ、シェラ君の言う通りさ。みな、この事件を通じて様々な思いを抱いたことだろう。だが、今だけはせめて飲んで騒いで浮かれまくるとしようじゃないか!力の限り、精一杯ねっ!」
「は、はあ……」
「……あんたは今に限らず、浮かれ騒いでる気がするけど。でもまあ、そういう事ね。……それよりヨシュア、もう一人で勝手な行動を取るのはやめなさいよね。あんたのいない間のエステルときたら、ホント、見てらんなかったんだから。」
オリビエの言動にヨシュアが戸惑っている中シェラザードは呆れた表情で溜息を吐いた後静かな表情でヨシュアに忠告した。
「……はい。大丈夫です、もうあんなことをするつもりはありませんから。」
「……そ、なら良いわ。」
「ウフフ、従順な顔も良いよ、ヨシュア君。」
そしてヨシュアはかつてエステルと別離した場所で静かに外を見下ろしているカシウスに近づいた。
「……ヨシュアか。」
「父さん、出席してたんだ。通信では、忙しいからパスって言ってなかった?」
「ああ、忙しいとも。ライフラインの確保に復興物資の輸送……この国が平穏を取り戻すまで、まだしばらくはかかるだろうからな。」
ヨシュアに尋ねられたカシ
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