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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第116話
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変わり果てたリィンの姿を見たエマは真剣な表情になり
「わわっ……!?」
「お、お兄様……!?」
ミリアムとセレーネは驚き
「……これは……」
「こ、これが……リィンが恐れていた……」
ガイウスとラウラは信じられない表情でリィンを見つめた。
「なっ!?何なのだ、あの膨大な”魔”の気配は!?」
「この霊圧……最上位悪魔―――いえ、ひょっとすれば……!」
「”魔神”に迫るかもしれんな。」
「そだね。というか今のリィンから感じる”力”からして、ゼフィラは超えていると思うよ。」
(ほう?何やら面白い展開になってきたようだの。)
メティサーナも変わり果てたリィンに驚き、シュリとセリカは真剣な表情でリィンを見つめ、エヴリーヌは頷いた後興味ありげな表情でリィンを見つめ、ハイシェラは口元に笑みを浮かべていた。
「…………………」
「そうだ、それでよい。”その力”はそなたの奥底に眠るもの。―――それを認めぬ限りそなたは足踏みをするだけだ。」
膨大な殺気を変わり果てたリィンから向けられたアルゼイド子爵は静かな表情で頷いてリィンを見つめて指摘した。
「オオオオオオオッ!!!」
そしてリィンは胸を抑えて咆哮を上げた後アルゼイド子爵に再び戦闘を仕掛けた!
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