暁 〜小説投稿サイト〜
とある科学の傀儡師(エクスマキナ)
第27話 絵本 砂漠の王子様
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毛の人ですか?


オレは砂漠の国の王子をしている
何かあったか?

お願いします
わたくしの国が悪い魔女に乗っ取られてしまいました

オレにいい案がある

赤毛の男性は、砂を集めると呪文を唱えました
みるみる砂は、純白の美しい白馬となりました

これで城の中に入る
行くぞ

はい!ありがとうございます


数日後
茨で覆われたお城で毎日、パーティを開き贅沢三昧をしている魔女がいました
人々から巻き上げた税金で綺麗なドレス、おいしい料理を楽しんでいます
手下のモンスターを従わせて、兵士は牢屋に入れています

なんと楽しいことか
我の国
我だけの国

人々は、女王に逆らえません
女王に反抗すれば雨が止まります
どうすることもできません

城に一通の手紙がやってきました
新女王に会いたいという内容の手紙でした
差し出しは、近くの王国からです
美しい顔をし、お金もいっぱいある国です

手紙の最後には
ぜひ、我が国の王子と婚姻を結んで欲しいとあります

魔女は大喜びしました
もう、国のお金はなくなりそうでした
魔女の身勝手な買い物のせいです

結婚がうまくいけば、また贅沢三昧ができる
更に、美しい王子も我が手に

魔女は、王子様を迎える用意をしました
豪勢な料理に派手な食器
金や銀を散りばめたナイフやフォークを用意させました

人々の生活は更に苦しくなりました
働いても女王にお金を持っていかれてしまいます
今日食べていく分の食べ物さえありません
道には、住む家を失った人々で溢れました

人々は後悔しています
魔女を女王にするのは間違いだった
優しい王女様が戻ってくれれば.......と

しかし、もう遅い
王女様は、今頃は砂漠で死んでいるはずです

かつて緑豊かな国も木々は枯れていき
植物も枯れていきました
あるのは、城を覆う茨です

そこに
美しい白馬に乗った赤毛の王子様が来ました
気品のある立ち振る舞いに一際輝いて見えました

魔女は笑顔で迎えます
ドレスを着て、胸元には大きなダイヤモンドがはめ込まれています

おお!よく来てくれた

女王陛下、お会い出来て光栄です

赤毛の王子は白い王族の服で挨拶をした

その頃、白馬の中に潜んでいた王女様が白馬から出てきました
最初から中に隠れていたのです

王女様は魔女の魔法の秘密を解かなければなりません
魔女を倒しても呪いのせいで雨が降らないのでは、国が滅びます
王女様は走りました
国を救いたいという強い気持ちです

魔女の魔法の源は、魔力が込められた杖でした
杖は城の地下にある宝物庫にありました
外にはモンスターが見張っています
王女
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