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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
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警察の解散を指示、そして自国―――エレボニア帝国軍の駐留させる事だ。」

「なっ!?」

「それは……!」

「自国の軍を駐留――――実質的な支配かよ。」

「……………………」

そして不敵な笑みを浮かべて説明するヴァイスの話を聞いたロイドは驚き、エリィとランディは厳しい表情をし、セルゲイは目を細めて黙り込み

「なるほどね。それなら1億ミラという大金も納得できるかもしれないね。」

「しょ、正直信じられないやり方です。もし”赤い星座”が”鉄血宰相”の敵対勢力を”殲滅”―――殺害したら、さすがに他国の非難が集まると思いますし……」

ワジは静かな表情で頷き、ノエルは信じられない表情をした後呟いた。



「…………例え、その事を指摘されたとしても『自分の身を守る為に雇った』という口実でも作るでしょうね。」

しかしノエルの意見を否定するかのようにエルファティシアが重々しい様子を纏って推測し

「そして”赤い星座”にはエレボニア政府の権限で”鉄血宰相”の敵対勢力の殲滅許可でも出して、クロスベル側からの反論を封じるのでしょうね。」

アルが最後はどんな結果になるかを答えた。



「あ…………」

「……………………」

2人の話を聞いたノエルは呆け、エリィは複雑そうな表情で黙り込んでいた。



「―――そういう意味ではカルバードも同じ考えをしているかもしれないわよ?あの国の大統領―――ロックスミス大統領も”鉄血宰相”と同じように多くの敵対勢力がいるのだから。」

「あ……!」

「遊撃士協会で聞いた情報――――カルバード政府と黒月の長老が何らかの取引を行ったっていう話か……!」

そしてルファディエルが呟いた言葉を聞いたロイドとランディは声を上げ

「確かにそれも考えられるな。もし、それが実現しちまったら下手をすれば互いの国が自国の軍の駐留を主張し合って、”不戦条約”が結ばれる前のクロスベルに戻っちまうな…………」

「なんてこと…………」

「何でそこまでして、クロスベルを…………!」

セルゲイは重々しい様子を纏って頷き、エリィは表情を青ざめさせ、ノエルは怒りの表情で呟いた。



「ま、これもあくまで俺の予想だ。あんまり深く考えすぎるなよ?セルゲイ、今日はもういいだろう?」

その時空気を変えるかのようにヴァイスはロイド達に言った後セルゲイに尋ね

「え、ええ。お疲れ様でした。」

尋ねられたセルゲイは戸惑いながら頷いた。



「ああ。―――さてと。明日も早い事だし、さっさと休むとするか。アル、エルファティシア、行くぞ。」

「フフ、休むと言いつつ、しっかり私達とも”する”つもりなのですね?」

「ま
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