第7話
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て!それに……こういう時こそ今までの訓練が活かせると思う。」
「そうだよ!なんたってお祖父ちゃんの次に強いって言われている人なんだから!」
表情を曇らせているアネラスを見てエステルとミントは励ました。
「あ……。非常時の行動、安全の確保、そしてカウンターテロ行動……。うん……確かにそうかも!教えてもらったことを活かしてクルツ先輩を助けなくっちゃ!」
エステルの言葉からある事をすべきと思いだしたアネラスは表情を凛とさせて言った。
「うんうん、その意気!ね、アネラスさん、ミント。とりあえず宿舎に戻らない?敵に占領されたままかどうか確かめた方がいいと思うし。」
「うん、そうだね。それじゃあ、出発しようか。」
「はーい!」
そしてエステル達は森を抜けて警戒しながら宿舎に向かった………………
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