第7話
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ルブラ―を受けた猟兵はソウルブラ―の追加効果によって弱い気絶に陥り、すぐに攻撃にうつれなかった。
「燃えちゃえ〜!ファイアシュート!!」
「行け!火弾!!」
さらに畳みかけるようにミントとエステルの魔術が猟兵を襲った!
「グア!?熱……!」
火の魔術を受けた猟兵は火の熱さに苦悶の声をあげた。そしてそこにアネラスが集中して剣に闘気を集めていた!
「はぁぁぁぁ……………!」
「!!チッ……!」
アネラスの行動を見て、猟兵は舌打ちをした後、銃を放って中断させようとしたが
「貫いちゃえ〜!アイスニードル!!」
「!くっ!?」
ミントが放った魔術によっていきなり足元から氷の刃が飛び出たので、驚いた猟兵はアネラスに攻撃するのをやめて回避したが
「行くわよ〜………!紅燐撃!!」
「ガッ!?」
エステルが放ったクラフトが命中し、ダメージを受けた!
「せいっ!」
「グアアア!?やるじゃないかい………」
そこにアネラスのSクラフト――光破斬が命中し、猟兵は戦闘不能になった!
「クッ……。少し甘く見ていたか……」
戦闘不能になり、地面に跪いている猟兵は舌打ちをした。
「はあはあ……。遊撃士を甘く見ないでよね!」
「ミント達は今まで厳しい戦いをして来たんだから!」
「小娘3人と侮ったのが運の尽きだったみたいだね!」
「フフ、威勢のいい仔猫ちゃんたちだこと……」
3人の威勢のいい言葉を聞いた猟兵は不敵に笑った後、立ち上がって発煙筒を投げた。
「またっ……」
「エステルちゃん、ミントちゃん、息を止めて!」
「うん!」
発煙筒によって辺りは煙だらけになり、何も見えなくなった。そして煙の中から猟兵の声が聞こえて来た。
「すでに方術使いは捕まえた。仔猫ちゃんたちの味方はいない。あきらめて投降することね……」
そして煙が消えた頃には猟兵の姿は消えていた。
「あ!いない!」
「逃げられたか……。アネラスさん。深追いしない方がいいよね?」
ミントは猟兵がいなくなった事に驚き、猟兵を捕まえられなかったエステルは悔しさの表情で溜息を吐いた後、アネラスに確認した。
「そうだね……。待ち伏せされる危険もあるし。ねえ、エステルちゃん、ミントちゃん。今の人が言ってた『方術使いは捕まえた』って……」
「あ……。うん……クルツさんのことだと思う。」
「クルツさん、あの人達に捕まったみたいだね…………」
「そっか……。………………………………」
エステルとミントの答えを聞いたアネラスは表情を曇らせた。
「だ、大丈夫だってば!仮に捕まったとしてもクルツさんなら無事だっ
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