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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第109話
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そうですか?うーん、さすがにすぐには慣れないと思いますけど……」

「わたくしにとっては皆さんが年上ですから、難しいですができるだけ慣れるようにします。」

クロウの申し出にリィンは戸惑いの表情で答え、セレーネは静かな表情で答えた。



「ハハ、そうしてくれると助かるぜ。―――ま、よかったら明日の”旧校舎の調査”にもさっそく付き合うつもりだ。ARCUSのカンも取り戻しておきたいしな。」

「なにそれ?そこに何があるの?」

クロウの話を聞いてある事が気になったミリアムはリィンに尋ね

「ああ……その、実はな。」

リィンはミリアムに旧校舎のことを説明した。



「へええ〜っ……!なんだか面白そうだねー!ボクも行ってみたい!」

「はあ、言うと思った。あのな……説明した通り結構危険な場所だぞ?」

「ヘーキヘーキ、ボクにはガーちゃんがいるし!連れてってくれないなら、勝手に扉を壊して入っちゃうよー?」

「ミ、ミリアムさん……」

「あなたなら本当にやりかねないわね……」

ミリアムの発言を聞いたセレーネは冷や汗をかき、アリサは呆れた表情で溜息を吐いた。



「まあ……仕方ないか。それじゃあ、明日の調査にはクロウとミリアムを呼ぶよ。くれぐれも勝手に入ったりしないでくれよ?」

「ハーイ!どんなところなんだろ〜。あはは、今から楽しみ〜!眠れなくなっちゃったらどうしよー?」

「そんな遠足みたいに楽しみにされてもなあ……」

「ハハ、まあオレも拳銃の整備くらいはしとくかね。ああそれとどうせなら、交流を深める意味でエヴリーヌも誘ってみらたどうだ?」

「ええっ!?エヴリーヌさんをですか!?う、う〜ん………プリネさんの話だとエヴリーヌさんは面倒な事は嫌がるという話ですし……」

クロウの提案を聞いたリィンは驚いた後戸惑いの表情で考え込んだ。



「――エヴリーヌに何の用?」

「あ……」

その時エヴリーヌが寮に戻ってきた。



「さっきみんなでエヴリーヌも誘ってみんなで旧校舎に探検しに行こうって話していたんだ〜。」

「”旧校舎”?何それ??」

ミリアムの説明を聞いたエヴリーヌは首を傾げて尋ね

「えっとね……」

アリサがエヴリーヌに旧校舎の事を説明した。



「フーン……別に手伝ってもいいよ。」

「へ……」

「え……」

「まあ……」

エヴリーヌの答えを聞いたリィン達は目を丸くし

「よっしゃ、どうせなら同じ編入生同士力を合わせてリィン達より活躍してやろうぜ。」

「サンセー!」

クロウの提案にミリアムは無邪気な笑顔を浮かべて答えた。

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