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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第108話
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たが
「リウイお兄ちゃん達と一緒にセントアークだっけ?”百日戦役”の時にそこを制圧する際抵抗して来たエレボニア帝国軍―――え〜っと、”第三機甲師団”だっけ?そいつらを殲滅した時間がそれくらいだったから。あの時はシェラ達の魔導砲撃で一気に半分くらい殲滅したらすぐに逃げ出し始めたから、殲滅するのにちょっと時間がかかったんだよね。ファーミシルスも雑魚に邪魔されてエレボニア帝国軍を率いていた奴を殺し損ねたって悔しがってたから何となく覚えてたんだ。」
「!…………………」
まるで明日の天気を話すかのように普通に答えたエヴリーヌのとんでもない説明に目を見開いた後厳しい表情でエヴリーヌを睨み、リィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「”第三機甲師団”と言えば……」
「アルノール家の守護者―――”隻眼”のゼクス率いる師団だな。」
「……そう言えば中将から聞いた事がある。”百日戦役”の時に多くの部下達を死なせて自分だけが生き残ってしまったと。」
不安そうな表情で呟いたエマの言葉にユーシスは答え、ガイウスは静かな表情で答えた後エヴリーヌを見つめた。
「エ、エヴリーヌお姉様。」
「お願いですから、エレボニア帝国軍に喧嘩を売るような事を言わないでください……」
そしてその様子を見守っていたツーヤはリィン達のように表情を引き攣らせているプリネの言葉に続くように疲れた表情で指摘した。
(異世界の科学技術―――”魔導”だっけ?そんなに威力が凄いの?)
(ああ……魔導の技術によって創られた兵器―――”魔導兵器”を用いる”機工軍団”の破壊力は余りにも圧倒的で、一斉砲撃によって都市一つを一瞬で灰燼と化す事ができると言われている程だ。)
不安そうな表情で尋ねたアリサの質問にリィンは重々しい様子を纏って頷き
(と、都市一つを一瞬で灰燼と化すって……)
(一体どんな軍団なんだ……?)
リィンの答えを聞いたエリオットとマキアスは不安そうな表情をした。
その後授業は終わり、HRの時間となった
HR―――
「―――さて、明日は自由行動日。来週の水曜は実技テストだから備えてもらうとして。ミリアム、エヴリーヌ、それにクロウ。アンタたちにも一応、Z組用の教材が届いてるわ。これが終わったら渡すから教官室まで一緒に来なさい。」
「おっけー。」
「やれやれ、面倒くせーな。」
「えー……何でエヴリーヌがそんなめんどくさい事を……」
サラ教官の指示に3人はそれぞれ様々な反応を見せ
「……学院に編入したからには、ある程度学院の指示に従う事をもう忘れたのか?」
「……覚えてるけどお前に指図されるとなんか腹立つ。」
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