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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第106話
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把握できたわ。」
「フッ、まさに似た者同士だな。」
「アハハ、リィンならその人と話が合うかもね。」
「え、えっと。元気を出してください、お兄様。」
一方仲間達が納得した様子でリィンを見つめる中、アリサはジト目でリィンを見つめ、ユーシスはからかいの表情になり、エリオットは苦笑しながら言い、セレーネは言い辛そうな表情で言った。
「ちょっ!?どういう意味だよ!?というか何でみんなも納得しているように俺を見るんだよ!?」
アリサ達が自分を注目している中、リィンは慌てた様子で反論したが
「ギロッ。」
「う”……」
アリサに反論を許さないかのようにギロリと睨みつけられ、黙り込んだ。
「え、えっと……話を戻しますが、どうしてレン姫は誤解が解けたにも関わらず、ご両親の元へ帰らないんですか?」
そして空気を変えるかのようにエマは苦笑しながらプリネを見つめて質問した。
「―――レン自身の希望です。かつての自分は”死に”、今の自分はマーシルン皇家の皇女の一人として”生きる”事を”答え”として出したレンは今後メンフィル皇女としてメンフィルの為に生きて行く”道”を決めたのです。」
「”道”……」
「とてもわたしより年下とは思えないね。」
「……幼い頃からそのような考えができるのも、もしかすれば過去の壮絶な経験が関係しているかもしれないな……」
「…………………」
プリネの説明を聞いたリィンは呆け、フィーとラウラは静かに呟き、ガイウスは目を伏せて黙り込んでいた。
「そう言えば……サラさんとレーヴェさん、遅いですね?もうHRの時間は過ぎていますけど。」
そして話が途切れるとある事に気付いたセレーネは首を傾げて呟いた。
「言われてみれば……15分も過ぎているな。」
セレーネの言葉を聞いたガイウスは時計の針を見つめて頷き
「まったく……まさか寮で寝坊してたりとかしてないわよね?」
「いかにもありそう。」
アリサの意見にフィーは呆れた表情で頷いた。
「うーん、否定できないのがちょっと厳しいけど、レオンハルト教官は確実に違うと思うよ。」
そしてエリオットが苦笑しながら言ったその時
「コラコラ、”今日は”違うわよ。」
扉が開いてサラ教官が教室に入って教卓の前に来た。
「サラ教官。」
「おはようございます。」
「おはよ、みんな。」
そしてリィン達は席についた。
「で、遅れたのにちゃんとワケがあってね。―――今日はみんなに新しい”仲間”を紹介するわ。」
「え……!」
「編入生……」
「ほ、本当ですか!
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