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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第106話
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とマキアスは表情を引き攣らせ
「確かにな。」
「アハハ……えっと……でも、民の安全を考えているのですから、とても素晴らしい考えだと思いますよ?」
呆れた表情で頷いたユーシスの意見を聞いたセレーネは苦笑しながら言った。
「ちなみに”特務支援課”のリーダーをしているロイドさんの年齢は18歳ですよ。」
「ええっ!?18歳!?」
「オレ達の一つ年上なのに、そんな凄い事件を解決したのか……」
「一体どんな方なんでしょうね……」
ツーヤの説明を聞いたアリサは驚き、ガイウスとエマは目を丸くしていた。
「フフ……ロイドさんはもしかしたら私やツーヤにとっても将来親戚になるかもしれない人ですから、私達にとっても他人事じゃないわね、ツーヤ。」
「アハハ、そうですね。」
「へ……」
「プ、プリネ達の親戚に将来なるかもしれないって……」
「まさかメンフィルの皇族の女性と恋仲なのか?」
微笑みながら言ったプリネの推測を聞いたツーヤは苦笑し、二人の会話を聞いたリィンは呆け、エリオットは信じられない表情をし、ユーシスは驚きの表情で尋ねた。
「ロイドさんはイリーナ様の妹であり、同じ”特務支援課”に所属しているエリィさんと恋仲なんです。」
「ええっ!?」
「イリーナ皇妃の……」
「イリーナ皇妃と言えば、確かマクダエル議長の孫娘だから……もしかしてマクダエル議長の暗殺を未遂に防いだ事がきっかけになったのか?」
プリネの答えを聞いたアリサは驚き、ラウラは目を丸くし、考え込んでいたマキアスは尋ねた。
「フフ、どうでしょうね。さすがに恋仲になった経緯までは聞いていませんから。」
「……まあ基本良い人なんですけど、あるとんでもない欠点があるんですよね……」
「”とんでもない欠点”?」
苦笑しながら言ったツーヤの説明を聞いたリィンは首を傾げた。
「え、えっと……リィンさんと同じ鈍感かつ”危険人物”と言えば、わかるかと……」
リィンの様子を見たツーヤは冷や汗をかきながらリィンを見つめ
「へ?お、俺っ!?というか俺のどこが鈍感で”危険人物”なんだ!?」
(なるほどね♪今の話を聞いてどんな人物なのかわかっちゃったわ♪)
(ふふふ、ご主人様と比べるとどちらが上なのでしょうね?)
(ア、アハハ……リィン様、今の状況になってまだ、鈍感って気付いていないんですか……)
見つめられたリィンは呆けた後慌て始め、ベルフェゴールとリザイラは興味ありげな表情をし、メサイアは冷や汗をかいて苦笑した。
「……なるほど。今の話を聞いてどんな人物なのか大体
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