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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜新たな出会い、そして工匠都市へ〜
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その迷宮の秩序を保つ者達がそのような呼び名で呼ばれていたと記憶しています。」

ファーチュラの説明を聞き、ファーミシルスは自分の持っていた情報をリウイに話した。

「………光の三太陽神が盛んな国の者がよく俺に興味を持ったものだな?」

「………フィーノは出会った時から闇夜の眷属と敵対する事に疑問を持っていました。街の者達は彼の考えに同意しませんでしたが、彼は闇夜の眷属と人間はいつかわかりあえると信じていました。そして後に彼の妻になったセフィリアも彼の考えに同意し、貴方達メンフィルやエディカーヌの事等も調べておりました。……そして紆余曲折があり、フィーノの努力によってエテの街は人間と僅かですが闇夜の眷属と共存する街になりました。」

「……そうか。もし生きていたら一度会ってみたかったものだ………」

フォーチュラの説明を聞いたリウイは弱冠残念そうな表情をして答えた。

「……フォーチュラといったな。お主はウィルとどんな関係だったのだ?」

リフィアはフォーチュラとユイドラ領主――ウィルフレド・ディオンとの関係が気になり、尋ねた。

「……ユイドラ領主というより……彼の妻――セラヴァルウィ・ディオンと私は共に学んでいた時がありました。………ユイドラの現状を知ったのは彼女の便りで知り、かつての学友を助けるために今、ここに到るのです。ロカとはたまたま酒場で相席になり、彼女の目的が私と同じだとわかったので、彼女とユイドラへ向かっている途中だったのです。」

「……魔神がユイドラを襲っているって言ってるけど、誰がユイドラを襲っているの?」

ユイドラを襲っている魔神の正体が気になったエヴリーヌは尋ねた。

「……彼女の便りでは魔神はこう名乗ったそうです………『ディアーネ』と。」

「嘘!?」

「邪龍との戦い以降、音沙汰がないと思ったら…………何をやっているのだ、奴は………」

魔神の名を聞いたカーリアンは驚き、リウイは頭痛を抑えるかのように、片手で頭を抑えた。



「……うむ、決めたぞ!」

「リフィアお姉様……?」

「嫌な予感………」

急に声を出したリフィアにプリネは首を傾げ、エヴリーヌは嫌な予感がした。

「そのディアーネとやらを余の下僕にしてくれる!」

「………本気で考えているのか?奴は隙あらば、寝込みを襲うような奴だぞ?」

リフィアの決意に驚いたリウイはリフィアに尋ねた。

「余達に屈した者を使いこなせず、何が王者ぞ。それに闇討ち?上等だ!返り討ちにして、余の力を思い知らせてくれる!」

「「「「「「「「「…………………………………」」」」」」」」」

胸を張っているリフィアを見て、リウイ達は驚いてリフィアを見てい
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