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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜因縁の再会〜後篇
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を待っていた。



「待たせたの、リウイ!」

「エヴリーヌは久しぶりにリウイお兄ちゃんと一緒に寝たかったのに……リフィアは強引すぎ。」

「うふふ……世界を敵に廻した人って、どんな男かと思ったけど、中々の美人な男の人だったわ♪あれなら、ドレスとか着たら凄く似合うんじゃないかしら♪」

リウイ達を見つけて、近付いて来たリフィアは声をかけ、エヴリーヌは溜息を吐きながら文句を言い、レンは噂の”神殺し”に出会った感想を言った。

「……ようやく戻って来たか。」

「お帰りなさいませ、リフィア様。」

リフィアと合流したリウイは溜息を吐き、ペテレーネは会釈をした。

「目を放せばすぐにどこかへ行くこの癖……誰に似たのかしらね?」

「……こっちを見ないでくれるかしら?」

呆れている様子のファーミシルスに見られたカーリアンは気不味そうな表情で言った。

「2人とも、プレイアはどうでした?」

一方プリネはイリーナとツーヤに感想を尋ねた。

「なんていうか……とても綺麗で賑やかな都でした。それと水が凄く綺麗で、神様が住んでいるような神々しい感じもしました。」

「……プレイアには土着神である”水の巫女”がいる王都だからな。あながち、ツーヤの言っている事も嘘ではないだろう。」

ツーヤの感想を聞いたリフィアは感心した様子でツーヤを見た。

「……………………」

「イリーナさん?どうしたんですか?」

プレイアを黙って見続けているイリーナに首を傾げたプリネは尋ねた。



「!!す、すみません……ボーっとしていて聞いていませんでした……」

プリネに言われ、ハッとしたイリーナはプリネに謝った。

「いえ、別にいいのですが、何か気になる事があったんですか?」

「はい。………昨日宿屋まで案内してくれた女性ですが……………なんとなく、その方から懐かしい雰囲気を感じたのです。……どうしても、それが気になってしまって………」

「!!そうなのですか………」

イリーナの答えを聞いたプリネは驚き、視線を一瞬リウイに向けた後、なんでもないふうに装った。

「………………………」

イリーナの言葉を聞き、内心驚いたリウイだったが、顔には出さず黙っていた。

「ねえねえ、早く行かない?エヴリーヌ、早くセテトリの葡萄、一杯食べたいもの。」

「天使と睡魔が仲良くしているなんて街、興味あるわ〜♪私も早く、行きたいわ♪」

「………私は人間でありながら竜や力天使(ヴァーチャーズ)、ソロモンの一柱に力を認めさせた”匠王”とやらに興味があるわ。一体どんな人間なのだか……」

エヴリーヌの提案にカーリアンは興味ありげな表情で頷
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