第92話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
りにソフィが大技でバルバトスに襲い掛かった!
「解放します!勝負を決める!」
「ガッ!?」
「風と共に!駆け抜ける!秘技!シャドウ・モーメント!!」
「がああああああああ―――――ッ!?俺は……死なんぞぉ……!ハハハハハハハ―――――ッ!!」
そしてソフィのSクラフトによる強烈な一撃によって足場から何もない空中へとふっ飛ばされたバルバトスはそのまま落下して行った!
「今ので死んだのかな……?」
「フン、奴があの程度で死ぬとは僕はとても思えないがな。」
(バルバトスは転移系の術もできますからねぇ……落下の最中に転移して撤退したと判断した方がいいでしょうね。まあ、少なくてもあれだけの深手を負っていたのですからこの浮遊都市の件にはこれ以上関わって来ないでしょうね。)
ソフィの疑問に対して鼻を鳴らして答えたリオンにシャルティエが助言し
「ハァ……ハァ……あんな奴の事よりも今はヴァルターよ!」
「ヴァルター!!」
息を整え終えたエステル達はヴァルターに駆け寄った。
「………あかん。既に事切れとる……天にまします我等が女神よ。御身の元へ向かう魂のため、天の門を開き賜らんことを――――」
「……直接の死因は心臓を含めた臓器を斬られた事でしょうね……」
ヴァルターの状態を確かめて既にヴァルターが死亡している事を悟ったケビンは疲れた表情で呟いた後片手で十字架を切って黙祷して女神に祈りを捧げ、ヨシュアは重々しい様子を纏ってヴァルターの死因を告げた。
「そ、そんな……」
「…………ヴァルター…………」
「ジン………」
「………………」
二人の答えを聞いたエステルは悲痛そうな表情をし、辛そうな表情でヴァルターを見つめているジンをソフィは心配そうな表情で見つめ、リオンは目を伏せて黙り込んでいた。
「………エステル、悪いが一旦アルセイユに戻ってもらってもいいか?せめてヴァルターの遺体を師父の元に届けてやりたいからな……」
「ジンさん……」
「……勿論そのつもりよ。みんな、一旦アルセイユに戻りましょう。」
その後ヴァルターの遺体を回収して一旦アルセイユに戻ってユリア達に事情を説明してヴァルターの遺体をアルセイユの客室の一室に安置したエステル達はメンバーを編成し直し、エステル、ヨシュア、シェラザード、バダック、ルーク、アリエッタのメンバーで先を進むとまた同じようにゲートが先を阻んでいたので、外にある端末を操作する為に外に出た。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ