第91話
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それぞれのクラフトで自分自身の身体能力を上げた。
「せいっ!!」
「オラッ!!」
ジンの先制攻撃を回避したヴァルターは反撃に拳を振るったが
「ふっ!」
「オラオラァッ!」
ジンははもう片方の手でヴァルターの攻撃を防御し、反撃を防御されたヴァルターは続けてクラフト――ソニックシュートを放った!
「ぬおぉぉぉぉぉぉ!千手悔拳!!」
ヴァルターが繰り出した無数の拳に対してジンも無数の拳を繰り出して相殺し、クラフトを放ち終えた二人は同時に距離を一旦取った後ヴァルターがクラフト―――レイザーバレットを放った。
「せいやぁーっ!」
「とりゃっ!雷神脚!!」
「ちっ!?」
襲い掛かる足技による衝撃波を跳躍して回避したジンはそのまま上空からヴァルターに強襲してダメージを与えた。
「そら、そらぁ!」
「ぐぉっ!?おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…………はっ!」
しかし反撃にヴァルターが放ったクラフト―――インフィニティコンボを受けてしまったジンはヴァルターから一旦距離を取った後気功で傷を回復するクラフト―――養命功で自身の傷を回復した。
「せいっ!!」
「たあっ!!」
二人は再び同時に攻撃を仕掛けて互いの攻撃を相殺し
「こおぉぉぉぉっ………!」
「おぉぉぉぉぉっ……!」
それぞれの攻撃を相殺された二人は同時に気を練り、クラフトを放った。
「ふん!!」
「せぇぇぇい!!」
ヴァルターが放った零距離で寸勁を放つクラフト―――ゼロ・インパクトに対し、ジンはクラフト――月華掌を放って相殺した!
「クク………予想以上にやるな。だが、こいつで終わりだっ!はっ!ふんっ!」
次々と自身の攻撃を防ぐジンに不敵な笑みを浮かべたヴァルターは凄まじい威力が込められた気の弾丸をジンに放ち
「ぬおぉぉぉぉぉぉ!はぁっ!!」
対するジンは全身に凄まじい闘気の鎧を纏う事によって自身に放たれた気の弾丸によるダメージを無効化した。
「おらおらおらぁ〜っ!」
そしてヴァルターはSクラフトの最後の一撃を放とうとしたその時
「泰山玄武靠!!でやぁぁ!!」
「ガハッ!?」
ジンのSクラフト―――泰山玄武靠が命中し、大ダメージを受けた!
「こおぉぉぉぉ…………」
一方Sクラフトを放ち終えたジンは自分を落ち着かせて、油断なく拳を構えてヴァルターを睨んだ!
「クッ……。てめえ……いつの間にそこまでの功夫を……」
「ヴァルター……あんたは確かに天才だ。だが、その才能ゆえにどうしても積み重ねが欠けるんだ。そして功夫とは、愚直なまでの繰り返しの鍛錬で積まれて
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