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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第118話
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え!光霞!!」

「風よ、切り裂け!旋刃!!」

ニルとエステルが放った魔術はトロイメライの命中したが、全く怯む様子はなく、腹の部分から砲口を出した後、エネルギーらしきものを溜めた!

「!散りなさい!」

トロイメライの次の攻撃がなんとなく予想できたカーリアンは横に跳んで回避しながら、警告した。そしてエステル達が散開するとエステル達がいた所に強力な爆撃が放たれた!爆撃は床を走り、壁にぶつかった後大きな爆音をたてた。そして爆撃の後の床ははがれ、壁は爆撃によって黒ずみ煙をたてていた。



「あ、あぶな〜………」

黒ずんで煙をたてている壁を見て、エステルは冷や汗をかいた。

「………………」

そしてトロイメライはなんと、小型の人形兵器を数体召喚した!そして小型の人形兵器達は体を光らせた後、アーツを放った!

「目標補足……アースランス」

「目標補足……シャドウスピア」

「目標補足……フレアアロー」

「わっと!?」

「はわわ!」

「フッ!」

標的にされたエステルやティータ、ヨシュアはなんとか回避した。

「……パズモ!!」

敵の数を見て、人手が足りないと思ったエステルはパズモを召喚した。

「手を貸して、パズモ!」

(わかったわ!……戦意よ、芽生えよ!……戦意の祝福!!)

エステルの頼みに頷いたパズモは魔術を使って、エステル達の身体能力を上げた。

「えいっ!」

そしてティータは魔導砲で召喚された人形兵器達をトロイメライを巻き込んで攻撃した!

「おぉぉぉぉ!」

さらにヨシュアがクラフト――魔眼を使って、小型の人形兵器達の動きを止めたが

「……………」

「!……ハッ!」

トロイメライの動きは止まらず、片手でヨシュアを攻撃して来た。トロイメライの攻撃に気付いたヨシュアは双剣の加護や魔術の加護によっていつも以上に身体の反応速度等上がっていたので、回避に成功した。



「……………」

トロイメライはまたしても腹の部分の砲口からエステル達に向かって連射した!

「させませんわ!」

(させない!)

しかしニルとパズモがエステル達の前に出て、簡易結界を展開して防いだ。

「えいっ!」

「ハァァァァ………紅燐剣!!」

そしてパズモとニルの後ろからティータが放った魔導砲の砲弾とヨシュアが放ったクラフトがトロイメライ達に命中した!

「はっ!シルフェンウィップ!!」

「え〜い!」

さらにシェラザードの鞭のクラフトやリスティの身体を回転しながら攻撃する突進クラフト――ごろごろがトロイメライ達に命中し、小型の人形兵器は壊れる寸前
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