第117話
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か?」
「破ったと言っても、あくまで棒を得物にした状態だからねぇ……私は二つ名通り、本来の得物である剣で戦えば、下手したら私を凌駕すると睨んでいるのよね。」
「フフ、確かに。ならば自分が”剣聖”の剣は”大陸最強”を誇る貴女方を越える事を証明してみましょう!」
そしてリシャールは抜刀してクラフトを放った!
「下がれっ!」
リシャールが放った刀気によって輪を作り、それを放つクラフト――光輪斬はカーリアンに向かって、回転しながら襲った!
「冥府斬り!!」
しかしカーリアンが放ったクラフトによって、刀気の輪は真っ二つにされた。そこにリシャールが一瞬で距離をつめて、クラフトを放った!
「うおぉぉぉ〜!」
「(へ〜………)それ、それ、それぇっ!」
リシャールが放った神速で連続して放つ抜刀クラフト――光連斬に対してカーリアンは感心しながら双剣で捌いていた。
「せいやっ!」
そしてリシャールは最後の一撃に力を入れて攻撃したが
「甘いわよ!それぇっ!!」
「くっ!?」
カーリアンの攻撃によって、吹っ飛ばされた。吹っ飛ばされたリシャールは空中で受け身をとって、着地をした。そこにカーリアンが距離を詰めて来てクラフトを放った!
「それぇっ!3段斬り!!」
「ハァァァァ!!」
カーリアンの剣筋ををリシャールは冷静に見切って、刀で捌いた。
「はぁぁっ!!」
「っと!」
リシャールは反撃にクラフト――光鬼斬を放ったが、カーリアンは後ろに跳んで回避した。そしてリシャールは手に持つ刀に最大限の闘気を込めた!
「散り逝くは叢雲………咲き乱れるは桜花……今宵、散華する武士が為、せめてもの手向けをさせてもらおう!」
そしてリシャールはカーリアンに一瞬で詰め寄って、抜刀した!
「はぁぁっ………!」
「っと!これは本気で対処しないと不味いわね!」
今までの技とはけた違いだと気付いたカーリアンは自分に襲いかかる一回の抜刀によって出来た4つの斬撃を冷静に見切って、対処した。しかし
「せいやっ!」
「チッ!」
リシャールが放った最後の一撃は回避が間に合わず、脇腹を掠った!
「秘技!桜花残月!!」
リシャールがSクラフト名を叫ぶと、カーリアンの脇腹から血が大量に出た!
「っつ!?やるじゃない!でも、今度はこっちの番よ!」
脇腹から伝わる痛みに顔を顰めたカーリアンだったが、好戦的な表情でリシャールを見た後、双剣に魔力と闘気を込めてリシャールに放った!
「激しいの、行くわよ♪魔剣斬り!!」
「ぬぐっ!?」
一瞬で敵につめより、闘気と
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