第115話
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しまった人形兵器は機能が完全に止まり、地面に落ちて動かなくなった。
「ドキドキしちゃった………。」
そして撃ち終わったティータは安堵の溜息を吐いた。
「さっきのように行くと思わないことね、戦妃!!ハァ!!」
カノーネは銃を構えて、毒薬を調合してある銃弾を素早い指さばきでカーリアンに連射した!
「フフ……手数を増やしてた所で、貴女じゃ私には勝てないわよ!……それぇっ!」
そしてカーリアンは双剣を震って、衝撃波を放った!衝撃波は銃弾を吹き飛ばし、さらにカノーネを襲った!
「!!クッ!?」
自分に襲いかかかる衝撃波を見てカノーネはすぐに回避行動をとり、そのお陰で衝撃波に当たる寸前で回避できた。しかし
「超・ねこパ〜ンチ!」
「ガハッ!?」
リスティのクラフトがカノーネの腹に命中し、カノーネは呻いた。
「ぐっ!?ち、力が……」
また、睡魔であるリスティは攻撃時、無意識に精気を吸う魔力を武器に込めていたので、カノーネの体力を奪った。カノーネは自分の身体から体力がゴッソリなくなっている事を感じ、地面に跪いた。
「激しいの、行くわよ♪白露の桜吹雪!!」
そこにカーリアンが一気に距離をつめ、Sクラフトを放った!
「キャァァァァ……!?ガハッ!?そ……ん……な……閣……下……申し……訳……あり……ま……」
カーリアンのSクラフトを正面から受けたカノーネは身体中に傷をつくって吹き飛ばされ、吹き飛ばされたカノーネは壁にぶつかりリシャールへの謝罪の言葉を最後まで言えず気絶した。
「そっちも終わったみたいね。今度は完全に気絶しているといいんだけど……」
戦闘が終了し、エステル達がカーリアンやリスティに近付いた。
「さすがに今のを正面から受けたんだから、並の人間ではそう簡単に起き上がれないわ。」
「うん……。確かにしばらくは動けないと思います。それよりも……彼女がここを守っていたということはこっちのルートで正しいみたいだね。」
カーリアンの言葉に頷いたヨシュアはエステルに言った。
「あ、確かに……。それじゃあジークにお使いしてもらおうかな。おーい、ジーク!」
そしてエステルはジークを呼び寄せ、エステルの頼みに頷いた後、戻って待機班をエステル達のところまで先導した。そして博士から今いる場所は遺跡のちょうど中継地点だと知らされ、エステル達は補給や回復をした後さらに気を引き締めて先をすすんだ。さらに進んだエステル達は大きな広間に出た時、エステルは何かを感じ取った。
〜封印区画・最下層〜
「ここって……なんだか今までの場所と雰囲気が違う気がする……」
「確かに………息苦しい感じ
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