第114話
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難しい事はわからないですけど〜、エステルが決めるなら大丈夫だと思います〜。」
「ママが決めるの、賛成〜!」
「チッ、仕方ねえな。お前らの指示に従ってやるよ。」
「フッ……信じているよ。ボクを選んでくれることをね。」
「フフ………当然、この私も連れて行ってね♪」
「ま、そういうことだ。ちゃっちゃと選んじまいな。」
仲間達はそれぞれ賛成の意見を言った。
「ヨシュア……どうしよう?」
「深く考えることはないよ。いざとなったら、拠点に戻ってメンバーを交替すればいいからね。」
「そっか、それじゃあ……」
ヨシュアに諭されたエステルはヨシュアと相談した後、オーブメント技術に詳しいティータ、数少ない魔術使いであるシェラザード、
実力は未知数ながらもエステルの希望で指名したリスティ、そして自分達の中で最も実力があるカーリアンを指名した。
「ジークを、エステルさんたちに付いて行かせるようにします。拠点になりそうな場所を見つけたら彼をこちらに向かわせてください。エステルさんたちがいる場所まで案内してもらいますから。」
「ピュイ。」
「なるほど、わざわざ戻らなくても済みそうだね。」
クロ―ゼの提案に頷くようにクロ―ゼの肩に止まっていたジークが頷いて、鳴いた。また、ヨシュアもクロ―ゼの提案を聞いて、賛成した。
「頼むわよ、ジーク!」
「ピューイ!」
エステルに言われたジークは笑顔を見せて鳴いた。
「傷を負ったり、魔力が減ってきたら私に言って下さい。いつでも回復します。」
「うん!ありがとう、ティアさん!」
ティアの申し出を聞いたエステルはお礼を言った。
「あの………何か欲しい道具や武具があれば、私に……言って……下さい………ある程度の種類の武具や……回復薬を……持って来ていますので………言って頂ければ……お安くしますので……よろしくお願いします……」
そこにチキが遠慮気味に出て来て、申し出た。
「回復薬に関してはわかるけど、武具はどんな物を持って来ているのかしら?」
シェラザードはチキがどんな武具を持って来たのかが気になって、尋ねた。
「もしよろしければ……今、見て行って……下さい………」
「エステル、どうする?」
チキの申し出を聞いたヨシュアはエステルに尋ねた。
「そうね………あたしとヨシュアはさっき貰った武器があるからいいけど、他の人達の分で何かいいのがあったらいいわね!支払いはミラでいいの?」
「ミラでも………構いませんが………クオーツやセピスで払って頂いても……いいです………」
「セピスはわかるけど、どうしてクオーツでもいいんだい?」
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