欧州へ
空母赤城
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。根岸も元気そうで何よりだ」
いつものように笑いながら話す坂本少佐。
あんま変わってないね。
それよりも、今は坂本さんのとなりにいる子が気になるんだよね。
「あの・・・」
「おっ、・・・すまん、忘れえるところだった」
本題はやはりその子ですか。
「根岸。こいつは宮藤だ」
「宮藤芳佳です」
宮藤ってことは、あの宮藤博士の?
でもそんな有名人なら知らないはずもないはず。
やはり軍人ではなく一般人かな。
「はじめまして宮藤さん。私は第119航空隊の根岸理恵少佐です。以後、お見知りおきを」
「少佐って、坂本さんと同じ」
「いえ、坂本少佐には及びませんよ」
やっぱり一般人だね。
軍の機密が満載なこの艦に乗せるなんて、なんのつもりなの?
軍の機密のありそうな艦長室、指令室等を思い浮かべながら考え事をしている理恵に対し、宮藤はまだ何か用事があるようで、理恵の顔を見ていた。
「私に何か御用ですか?」
私と同じくらいなのに坂本さんと同じ階級なんて。
きっと魔法に使い方がうまいんだよね。
私もちゃんと使えれば、みんなのためになるのかな?
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