宇宙編
月決戦編
第34話 宇宙の念2
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隊長!この戦力です…やはり味方を待った方が…」
リーフ少尉が傷だらけのズサを近づけ、回線を開く。
「いや、隊長の言う通りだ。敵も、まさか俺たちが正面切って突っ込んでくるとは思わない筈だ」
「そうだ。まず、ズサ隊はミサイルを残らず敵陣中に叩き込め。そして敵が浮わついている隙を突き、敵陣にモニカとドリーのガルスRとズサ・ブースターで一気に侵攻する。ジャックは裏手から残りの部隊で援護射撃!危うくなれば退け、それだけの時間があれば友軍も到着するはずだ…」
メイソンは、戦線での鼓舞の仕方を知っていた。
たとえ最後の足掻きの一手だとしても、『もはや』を『あえて』にすることで、作戦は大きな意味を持つ。
「いいか!今作戦の目的は友軍の侵攻を円滑にする為の補給基地制圧だ??この作戦に我が軍の存亡があると心得、奮戦せよ??ジオンの兵士として、連邦の軟弱どもを叩き潰すぞ??狩りを始める、ジーク・ジオン????」
灰色の猟犬が、月面に狙いを定める…
傷だらけの宇宙を、傷だらけのMSが駆ける…
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