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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第101話
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明を聞いたツーヤは驚き、マキアスは目を丸くして尋ね、B班の面々はユーシスとエマがそれぞれ使い魔を手に入れた事やその経緯を説明した。
「ええっ!?ユ、ユーシスと委員長がリィン達みたいに使い魔を!?」
「そ、それもエマ君は”魔神”―――”魔王”を使い魔にしただって!?」
事情を聞き終えたエリオットとマキアスは驚き
「ううっ……私の場合はほとんど強引に近い形ですよ……」
「委員長、何でヴァレフォルを嫌がるの?滅茶苦茶強いじゃん。」
「全くだな。ベルフェゴールの強さを知る我らからすれば羨ましいくらいだぞ?」
(ふふ、よくわかっているじゃない♪)
疲れた表情で溜息を吐いたエマの言葉を聞いたフィーは首を傾げ、ラウラは不思議そうな表情をし、二人の言葉を聞いたヴァレフォルは満足げな笑みを浮かべ
「あー、その気持ちはあたしもわかるわ。人の許可なく無理矢理人の身体に住み着いたもんねぇ。」
「?教官、そんな言い方をするという事は……」
「もしかしてサラ教官も使い魔を手に入れたのですか?」
苦笑しながら頷いたサラ教官の言葉が気になったガイウスは首を傾げ、プリネは尋ねた。そしてリィン達はB班にサラ教官がバルディエルと契約した経緯を説明した。
「ええっ!?サ、サラ教官は”天使”を使い魔にしたんですか!?」
「ほう?”はぐれ魔神”を使い魔にするとは……やるな。」
話を聞き終えたエマは驚き、レーヴェは感心し
「サラが天使って全然似合わないんだけど。」
「同感だ。」
「ああん?何か言ったかしら!?そんな生意気な口を叩くなら次の実技テストの相手役はバルディエルにしてあげるわよ?」
(フッ……我はもはや”魔神”と呼ぶべき存在なのだがな。)
ジト目で呟いたフィーの言葉に頷いたユーシスの様子を見たサラ教官は二人を睨み、バルディエルは静かな笑みを浮かべた。
「サ、サラ教官……”はぐれ魔神”を実技テストの相手にするなんて幾ら何でも反則ですよ……」
「フム……話に聞く所リィン達とサラ教官に加えてベルフェゴール達ともまともに戦えるほどの猛者……私としては手合せをしてみたいな。」
「ハ、ハハ……とにかく一端地上に降りてミルスに向かおう。」
冷や汗をかいたプリネの指摘を聞いて考え込んだラウラの言葉を聞いたリィンは冷や汗をかいて苦笑した後提案した。
その後地上に降りたリィン達は転移門でミルスに向かった。
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