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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第101話
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習も何も起こらなさそうだね。」

複雑そうな表情で呟いたアリサの言葉にエリオットは不安そうな表情で頷いた後安堵の表情をした。



「サラ教官、最終日の特別実習はミルスであるとの事ですが肝心の”課題”はどこで貰えばいいのですか?」

「ん〜、それに関してはあたしもあんまり詳しい事は聞いていないのよ。プリネとツーヤが”課題”を渡してくれる人の元へと先導してくれるって話だし。」

リィンに尋ねられたサラ教官は考え込みながら答えた。

「プリネとツーヤが先導してくれるって事は……やっぱりリウイ陛下かしら?常任理事の一人だし。」

「う〜ん、僕は違うと思うな。だって前日の時僕達を異世界に連れて行く役目は本来ならリウイ陛下だけど、リウイ陛下が忙しいからエリゼちゃんが代わりにきたんだからエリゼちゃんじゃないかな?」

アリサの疑問を聞いたエリオットは推測し

「そ、それより……最終日もやっぱりマルーダ城に泊まるのか?」

マキアスは冷や汗をかいてツーヤを見つめて尋ねた。



「ええ。まずはマルーダ城の客室に荷物を置いてから以前”ディル・リフィーナ”の事に関して説明した会議室で受け取る手筈になっています。」

「わあ……!また、あのお城に泊まれるんですね♪」

ツーヤの説明を聞いたセレーネは嬉しそうな表情をし

「ふふ、明日は帰るだけなんだから客室にある高級ワインを全部飲むわよ〜♪」

「サラ教官……少しは遠慮してください。」

「お願いですからトールズ士官学院の品格を下げるような事をしないでください。」

楽しそうな表情で言ったサラ教官の言葉を聞いたリィンとマキアスは呆れた表情で指摘した。そして”商人の都レスペレント”が見えてくると自分達と同じようにそれぞれの幻獣に乗って飛行して自分達と同じ目的地に向かっているB班の面々に気付き、リィン達はB班に近づいた。



「おーい……!」

「あら……」

「ちょうど同じ時間に戻ってきたようだな。」

自分達に近づいてきたA班を見たプリネは目を丸くし、レーヴェは静かに呟き

「あら?ユーシスさん、その馬は一体……?」

「ま、まさか”天馬(ペガサス)”!?何で男が乗れるのよ!?」

ユーシスが騎乗しているアルバレア号に気付いたセレーネは首を傾げ、アリサは信じられない表情で声を上げた。



「フン、このアルバレア号をそこらのペガサスと一緒にしないでもらおう。プリネの話では”天使族”に分類される”聖獣”だそうだ。」

「ええっ!?て、天使!?た、確かによく見たら光の輪っかがあるようですが……」

「一体何があったんだ?」

鼻を鳴らした後静かな笑みを浮かべたユーシスの説
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