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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜アリサの告白〜前篇
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の答えを聞いたリィンは答えかけたがアリサの口付けによって続きを言うのを封じられた。
「な、なななななななっ!?」
アリサに唇を口付けされたリィンは顔を真っ赤にして混乱した様子でアリサを見つめ
「―――他に奥さんが何人いようと私は構わないわ。それに元々貴族は重婚とかしているし、今の時代は平民達も重婚ができる時代になっているし、エリゼ達となら元々仲が良いから別にいいわ。」
真っ赤になった顔のアリサは真剣な表情でリィンを見つめて言った。
「そ、そういう問題か……?というかそれ以前に俺の気持ちはどうな―――んんっ!?」
アリサの答えを聞いたリィンは表情を引き攣らせた後疲れた表情で尋ねかけたが再びアリサの口付けによって答えを言うのを防がれた。
「エリゼ達を抱いて、なし崩しに婚約者同士になったリィンに私の告白を断る権利なんて最初からないわよ。」
「い、いやあの場合俺からしたんじゃなく、エリゼ達からなんだが……しかも痺れ薬まで盛られて動けない状態にされて無理矢理され―――んんっ!?」
「そんな些細な事はどうでもいいわ。今から私の”処女”をリィンに奉げて私もリィンの婚約者になってあげるんだから、自分がどれだけ恵まれている男なのか私の身体で思い知らせてあげるわ…………」
「ちょっ、アリサ、早ま―――んんっ!?」
(フフ、頑張りなさい、アリサ♪)
(むにゃむにゃ……えへへ……そんなにたくさんあったら、食べきれないよ♪)
そして寝間着を脱いで漆黒のレースの下着姿になったアリサはリィンの諌める言葉を自分の口付けで防ぎながらリィンをベッドに押し倒してある行為を開始し、ベルフェゴールは邪魔者が入って来ないように結界を展開し、ミルモはアリサの身体の中で呑気に好物に囲まれる夢を見て眠っていた。
〜同時刻〜
「んふふふ〜♪やっぱ皇族の客人用だけあって、つまみもそうだけど酒も滅茶苦茶美味いわね〜♪おっと、明日もここに泊まるんだから明日の分も残しておかなくちゃ……って、そうよ。全部飲んでももしかしたらホテルみたいになくなっていた分を補充してくれるかもしれないわね♪明日ツーヤに尋ねてみましょ♪」
「サラさん、セレーネです。お休みの所を申し訳ないですが少しよろしいでしょうか?」
「んあ?セレーネ?ええ、いいわよ。」
「―――失礼します。」
一方その頃客室にある高級酒とつまみを堪能していたサラ教官はセレーネの来訪に首を傾げながら入室を許可した。
「それでどうしたのかしら?もしかしてこの皇族御用達の高級ワインが気になったのかしら?実習中とは言え今は夏休みだしちょっとだけなら飲ませてあげてもいいわよ♪」
「ア
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