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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜アリサの告白〜前篇
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を愛しているわ。そ、その……リィンが初恋なんだから……私を射止めた責任を取って私も貴方のお嫁さんにして…………」
自分の仄かな想いをリィンに伝えた。
「………………………………」
アリサの告白にリィンは石化したかのように固まり
(うふふ、回りくどい言い方をせずにストレートに告白したわね♪)
(ふふふ、超鈍感なご主人様にはそのくらいしないと伝わらないでしょうね。)
(え、えっと……リィン様ってそんなに鈍感なのですか……?)
からかいの表情になったベルフェゴールと静かな笑みを浮かべているリザイラの言葉を聞いたメサイアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「ええええええええええええええええええええええっ!?」
一方我に返ったリィンは大声を上げて驚いた。
「な、なななななななな、何でだ!?今までそんな雰囲気になった事なんてないだろ!?」
(アハハハハハハハッ!”ノルド高原”の夜の事すらもカウントしていないなんて、さすがはご主人様だわ♪)
(ふふふ、まさに女の敵ですね。)
(一体何があったのでしょう……?ちょっと気になってきました……)
混乱した様子で言ったリィンの言葉を聞いたベルフェゴールは腹を抱えて笑い、リザイラは静かな笑みを浮かべ、メサイアは苦笑していた。
「超鈍感なリィンがそんな事を言えると思っているの?ずっと傍にいながらエリゼとエリスは貴方の事を”兄”として見ていなく、”男性”として見て来て幼い頃からずっと恋していた事にすら気付かなかったリィンが。」
「う”っ。…………というか何でアリサがエリゼ達の気持ちの事を……」
ジト目のアリサの指摘に唸ったリィンは戸惑いの表情でアリサを見つめ
「―――本人達から聞いたのよ。エリスを助けたあの日、二人とリィンが肉体関係の間柄になった事は勿論、ベルフェゴール達と”性魔術”で契約して時折ベルフェゴール達に”性魔術”をしてもらっている事も全部。」
「………………(二人とも何でそんなとんでもない事をアリサに言ったんだ!?)」
アリサの答えを聞いて大量の冷や汗をかきながら今はこの場にいない可憐な妹達に指摘した。
「え、えっと……アリサの気持ちは嬉しいけど……そ、その……そこまで知っているならエリゼ達から他にも聞いているだろ?」
そしてリィンはアリサを思い止まらせる為に必死に頭を働かせてアリサを見つめて尋ねた。
「ええ、二人の処女を奪ったリィンが責任を取って二人と将来夫婦になる話とかも全部ね。」
「だったら、俺みたいな将来重婚する事になっている女の敵みたいな男と付き合うより他にも魅力的な男が―――――んんっ!?」
アリサ
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