第87話
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士としての仁義をねぇ。)
(うふふ、エステルさんらしいです。)
(だったら、一端アルセイユに戻ろうぜ。”レールハイロゥ”のお陰で区画間の移動も楽になったから、すぐだろう。)
(うん。)
その後エステル達は”レールハイロゥ”を使って、アルセイユまで戻った後メンバー編成をしなおし、同行メンバーにジョゼット、ルーク、クローゼ、レンを選んでグロリアス内に囚われている空賊達を救出する為に見張りの猟兵達にジョゼットとレンが銃撃で奇襲した。
「なっ……!?」
「て、敵襲……!?」
エステル達の奇襲攻撃に驚いた猟兵達が攻撃が来た方向に視線を向けるとエステル達が猟兵達の前に現れた。
「貴様らは……!」
「お、お前達の船はまだ修理中なのだろう!?どうしてこんな所にいる!?」
エステル達が拠点としている位置は自分達の拠点と真反対の位置であるはずなのに、エステル達が現れた事に驚いた猟兵達は信じられない表情でエステル達を見つめた。
「あいにく自分の足でここまで辿り着いたのよね〜。」
「兄貴たちを返してもらうよ!」
その後エステル達は協力して電光石火の速さで猟兵達を制圧した。
「よっしゃ、一丁上がり!」
「よし……このまま艦内に突入するよ。ジョゼット、ついてきて。」
「う、うんっ!」
見張りを無力化したエステル達はグロリアス内に突入した。
〜”紅の方舟”グロリアス内〜
「こ、これが”グロリアス”の中……」
「……とても船の中とは思えない広さですね……」
「間違いなく現存している飛行船の中でも最大級の大きさでしょうね。」
「下手したら軍の基地や砦より厄介かもしれねえな……」
グロリアスに突入し、艦内の広さを目にしたジョゼットとクローゼはそれぞれ信じられない表情をし、レンとルークは真剣な表情で呟いた。
「まー、実際ウンザリするほど広いわよ。それに結社の人形兵器があちこちに放たれてるだろうし。」
「…………………………………………。あんたたち、この艦から脱出したことがあるんだよね?兄貴たちの居場所、見当はつく?」
エステルの話を聞いて考え込んだジョゼットはエステルとヨシュアに尋ねた。
「あ、うん……そうね。あたしが最初に閉じ込められていた船室あたりかもしれないけど……」
「いや……あそこは一応、客室だからね。多分、監禁用の牢屋に閉じ込められているはずだ。」
「か、監禁用の牢屋〜!?」
「そ、そんな物まであるんだ。前に脱出した時には見かけた覚えはなかったけど……」
船の中に牢屋まである事に驚いたジョゼットは声を上げ、エステルは目を
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