ボス攻略と隠しスキルと恋
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もう一回!!」
そう叫びもう一度、天井から飛び出す。グリームアイズは俺を叩き落そうと斬馬刀を振り、当てようとする。しかし、それをひらりとかわして肩から横腹を一気に叩き斬る。それを食らわせ着地した後、蹴られそうになるが飛び去って避ける。その時に、人の気配を感じたので扉の前をみると、十数人のプレイヤーが来ていた。
「おい、お前!何している!勝手にボスを倒されては困る!ここは私たちに任せて退け!!」
なに言ってんだこいつ?そう思いながらグリームアイズとの戦闘を続ける。その時、何か叫んでいたが気にしないでおく。しばらく攻撃していると何人かがボスに攻撃しようとしていた。別に攻撃するぶんは構わない。しかし、攻撃しようとしているプレイヤーの足取りを見て思った。その足取りは重く、戦ったとしてもミス等が起こる可能性がある。
「お前等!!そんな疲弊した体で戦えると思ってんのか!!そんなんじゃ死んじまうぞ!!」
「うるさい!!私の部下がこの程度の相手に死ぬとでも言うのか!!あんな奴の言うことに耳を貸さずに突撃しろ!!」
「何言ってんだお前!!自分の仲間を殺す気か!!」
叫ぶが無視して突撃させる。今まで俺に向いていたタゲが途中から入ってきたプレイヤーたちに向いた。クソッ!そう毒づいた後、タゲを戻そうと攻撃しようとする。
その時、ノイズが体の所々に現れ、激痛が身体中に走る。
「ガッ……!!クソッ!!何でこんなときに!!」
激しい痛みが体に走り、立っていることがキツくなって膝を着く。何でこんなときに起こるんだよ、そう思いながら痛みが治まるのを待つ。しかし、痛みが止む間の時間にさっきのプレイヤーたちの隊列が崩れて、悲鳴を上げている。
「うわああああああああ!!」
ゲツガはその有様を見てられず、痛みを堪えて立ち上がり、叫ぶ。
「早く……早く転移結晶を使いやがれ!!」
そう叫ぶと、俺になんか言っていたプレイヤー以外のプレイヤーたちは皆、転移結晶を取り出す。そして《転移!はじまりの街!》と叫んでいたが体は青い光が包むことはなかった。
「だ……だめだ!!転移できない!!」
「クソが!結晶無効化フィールドかよ!」
そう毒づいて、痛みが治まるのを待つ。しかし、転移が出来ないことによって混乱しているプレイヤーたちに斬馬刀が振り下ろされる。
「うわああああぁああああ!!」
それで吹き飛んだ一人のプレイヤーに狙いを定めたのか、そいつに巨剣を振り下ろそうと構える。それを見ると同時に体が動いた。痛みの走るからだのまま、ジャンプしてそのプレイヤーの飛んでいる場所まで跳ぶ。着くと同時にどのプレイヤーを押し飛ばした。そして、押し飛ばしたのは良かったが自分がその場に残ってしまい、斬馬刀が
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