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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜雷天の覇者との戦い〜
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安堵の表情をし、リザイラは真剣な表情でバルディエルを見つめた。



「ほう?今のを耐えるか……なら、これはどうだ?雷光よ、我が呼びかけに応えよ……!」

一方リィン達の様子を見たバルディエルは全身に膨大な魔力を溜め込んだ。するとバルディエルの膨大な魔力によって空気は震え、大地は揺れ始めた!

「わわっ!?」

「こ、今度は何をする気なの!?」

「迂闊に近づいたら駄目よ!何が起こるかわからないわ!」

その様子を見たエリオットは驚き、アリサは不安そうな表情をし、サラ教官はリィン達に警告し

「何て魔力……!」

「これが”はぐれ魔神”の力……!」

セレーネとツーヤは驚きの表情でバルディエルを見つめた。



「この膨大な魔力……さては最高位魔術か大魔術を放つつもりね。」

ベルフェゴールは真剣な表情でバルディエルを見つめながら再び結界を展開し

「私と貴女の結界では防ぎきれないかもしれませんね。―――ミルモ、手伝いなさい!」

「はい、リザイラ様!!」

「私もお手伝いします!!」

リザイラ、ミルモ、メサイアも次々と結界を展開して何重にも重ねた結界ができあがった!



「―――ご主人様!私達は結界の維持ですぐには動けないから、ご主人様達が決めちゃって!」

「最高位魔術や大魔術を放った後なら僅かですが隙もできます!」

「わかった!頼む!」

そしてベルフェゴールとリザイラの助言にリィンが頷いたその時

「天光満る所に我はあり 黄泉の門開くところに汝あり!出でよ!神の雷!雷光よ、全てを塵と化せ!インディグネイト・ジャッジメント!!」

戦場全体に雷の雨を降り注がせた後、異空間から発生した凄まじい雷を宿した大剣は地面に刺さると共に大爆発の連鎖を起こして魔物達の骸を塵と化させて地面の様々な場所にクレーターを作った!



そして連鎖爆発による煙が消えると今にも破壊されそうな結界を一枚残しながらも無事な様子のリィン達と結界の維持によって若干疲弊した様子のベルフェゴールとリザイラ、相当疲弊した様子のメサイアとミルモが現れ

「女王氷金剛破砕撃 (クイーンダイヤモンドアイスバースト)―――――――――――ッ!!」

バルディエルが大魔術を発動している間に竜へと変化したツーヤが絶対零度の吹雪のブレスを放った!

「グウッ!?」

絶対零度の吹雪のブレスをまともに受けてしまったバルディエルが怯んだその時!

「マキアス、アリサ、エリオット、セレーネ!」

「ああ!うおおおおお……っ!」

「ええ!オーバルエネルギー……充填!」

「うん!僕の演奏……聞かせてあげる!!」

「はい!魔力
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