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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
外伝〜夕暮れの惨劇〜後篇
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だですむと思うな!!我等どころか大佐まで愚弄した事……後悔するがいい!総員、死力を尽くしてあの小娘を撃破、そして確保しろっ!」

「イエス、サー!!」

隊長の号令を聞き、特務兵達は殺気立ってそれぞれの武器を構えた!

「「「喰らえっ!」」」

銃を持った特務兵達はレンの足を狙って撃とうとしたが

「させないわ!………虚構の鎌撃!!」

「「「グワッ!?」」」

レンが放った衝撃波で攻撃動作を妨害するクラフト――虚構の鎌撃を受けて、銃を取り落とした。

「「「クッ………このっ!」」」

仲間の攻撃が成功しなかった事に顔を歪めた近距離型の特務兵達は攻撃を仕掛けたが

「うふふ……死んじゃえ!玄武の鎌撃!!」

「「「「「ギャアッ!?」」」」」

レンが放った地を這う斬撃の衝撃波のクラフト――玄武の鎌撃を喰らい、攻撃を受けた部分から大量の血が噴出し、地面に倒れた。



「クッ………小娘が……!」

「調子に乗るなよ………!」

「我等に逆らった事、後悔させてやる!」

「闇よ、我が仇名す者達に絶望を!……黒の闇界!!」

そしてレンは銃を構え直した特務兵達に暗黒魔術を放った!

「「「ギャァァァッ!?」」」

魔術に命中した特務兵達は悲鳴をあげて、地面に倒れた。

「落ちよ!……落雷!!」

さらにレンは雷を落とす電撃魔術を地面に倒れている特務兵達に放った!

「「「ガァァァァァッ!?」」」

地面で呻いていた特務兵達は雷に直撃し、悲鳴を上げた。

「ウフフ……消えちゃえっ!」

そしてレンは止めに自分の指先に物質を消滅させるほどの光をともらせて放つ純粋魔術――死線を雷によって黒焦げになっている特務兵達に放った!

「「「ウギャアアアアアッ……………」」」

身体中が麻痺して黒焦げになっている特務兵達は避ける事もできず、レンの魔術によって鎧は焼けこげさせて、絶命した。

「そ、そんな………!」

仲間の絶命を見て、血を流して倒れている特務兵の一人が信じられない表情で驚き、やがてレンを睨んだ。

「貴様ーーー!よくも我等が同士を!」

「ウフフ……すぐにお仲間の所に送ってあげるわ♪裁きの光よ、罪人に光の罰を!……裁きの十字架!!」

特務兵の叫びをレンは凶悪な笑顔で答えた後、神聖魔術を放った!

「「「「「なっ………!?」」」」」

レンの神聖魔術によって特務兵達は突如異空間より現れた光の十字架にそれぞれ貼り付けられた!そして十字架は光を走らせた後、爆発を起こした!

「「「「「グワァァァァッ!?」」」」」

「うふふ、逃げられないんだから!」

光の爆発
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