第105話
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て”戦妃”の名が泣くわ。これは私個人の我儘だから、国としての思惑は一切からんでいないから、安心していいわよ♪ま、リフィア達が世話になったお礼代わりだと思ってもらえばいいわ♪」
「そうですか……ありがとうございます。”大陸最強”と名高いメンフィル軍の中でも指折りの強さを持ち、カシウスさんを破るほどの貴女の武……頼りにさせて頂きます。」
「ま、お姉さんに任せなさい♪」
エルナンの感謝の言葉にカーリアンはウインクをして答えた。
「まさかあの”戦妃”やメンフィルのお姫様達と肩を並べて戦う日が来るなんて思ってもみませんでした……!」
「ああ。だが、これなら作戦の成功率は飛躍的に上がるな………!」
カーリアン達が味方になった事にアネラスは興奮し、クルツは救出作戦の成功の確率が飛躍的に上がる事に気付き、明るい表情をした。
「それとエルナンさん。戦力ならさらに増やせますよ?」
「え?それはどういう事ですか?」
プリネの申し出にエルナンは驚き、尋ねた。
「………ペルル、マーリオン、フィニリィ!!」
そしてプリネはペルル達を召喚した。
「あ、なるほど!その手があったわね!パズモ、サエラブ、テトリ、ニル!みんな、出て来て!!」
プリネの行動を見てエステルも自分が契約している精霊や使い魔達を召喚した。
「「「「「「なっ!?」」」」」」
使い魔や精霊、天使の召喚にエルナンやユリア達は驚いた。
「みんな!人質になっている人達を助けるためにみんなの力を貸してちょうだい!」
「戦いが苛烈になる今こそ、みなさんの力を私達に貸して下さい。」
(ええ!)
「ボクに任せて!それにこの国はボク達”闇夜の眷属”を受け入れてくれているんだから、恩は返さないとね!」
「お任せ……下さい……」
「フフ、国の平和のためにこの力を使う日が来るとは思いませんでした。私の力でよければ、存分にお使い下さい。」
「どうやら早速ニルの力が必要になりそうね。一杯活躍するから、期待して!」
(フッ……人間、幻獣、精霊、天使、闇夜の眷属の協力……ウィル達と共に戦った時を思い出すな……)
「あら、奇遇ですわね。私も同じ事を考えましたわ。」
エステルやプリネの頼みに使い魔達は力強く頷いた。また、サエラブとフィニリィはかつての仲間達と戦った時を懐かしそうに思い出していた。
「これで戦力は7人増えました。これなら別グループに分けての陽動や考えていた陽動グループの援護が可能だと思います。」
「え、ええ。とにかくこれで作戦の成功率がさらに跳ね上がりました。……成功率は恐らくほぼ100%に近くなったと思います。先ほど話が
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