第84話
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「……想像以上の代物やな。」
「ええ……古代ゼムリア文明は一体どれほどの技術が進んでいたのでしょうね……」
「少なくても、今の時代では、決して再現する事はできない、でしょうね。」
(……あの浮遊都市にレーヴェが……)
エステル達がそれぞれ浮遊都市に目を奪われている中、ケビンとイオン、アリエッタは真剣な表情をし、ステラは辛そうな様子で浮遊都市を見つめていた。
「ふむ……向こうの方に巨大な柱のようなものが見えるな。おそらく、この都市にとって重要な施設の一つであるはずじゃ。着陸するならまずはあの近くがいいかもしれん。」
「了解しました。エコー、周囲の状況はどうだ?」
「……はい。50セルジュ以内に敵艦の反応はありません。”グロリアス”も完全に引き離せたと思われます。」
「よし……。ルクス、速度を落としながら前方の”柱”付近に着陸するぞ。」
「アイマム。」
「あれ〜?」
親衛隊が浮遊都市に着陸する為に行動を開始すると突然ドロシーが声を上げた。
「どうしたの、ドロシー?」
「なんだ?感光クオーツでも切れたかよ?」
「あ、ううん。それは大丈夫ですけど〜。なんか、向こうの方から変なものが近づいて来るな〜って。」
「なに!?」
「う、うそ!?」
ドロシーの言葉を聞いたエステル達は慌てて前を見つめ
「―――な、なんだあれは!?」
ユリア大尉は前方にいる黒い竜の形をした人形兵器を見て驚いた!
「―――さあ、見せてもらおうか。希望の翼が折られた時……お前たちに何が示せるのかを。」
人形兵器に乗っているレーヴェはアルセイユに急接近して、剣で左翼を攻撃した!
すると左翼が爆発を起こし、アルセイユは安定を失って瞬く間に墜落していった…………
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