第80話
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景があった。
〜グランセル市街地〜
「これより人形兵器と猟兵団の掃討を始める!市民の保護、及び正規軍の支援は最優先で行いなさい!」
「イエス・マム!」
市街地ではなんとカノーネ率いる元情報部の特務兵達が市街地で猟兵達との交戦を繰り広げ始めた!
「おいおい、マジかよ!どうして特務兵がいきなり現れやがるんだ!?しかも”結社”の手先を攻撃しているみたいだが……」
特務兵達が交戦を繰り広げ始める一方、茂みでドロシーと共に隠れていたナイアルは驚きの表情で特務兵達を見つめていた。
「うふふ、きっと反省して助けに来てくれたんですよ〜♪こういうのって汚名挽回っていうんでしたっけ?」
「汚名を挽回してどうする……。それを言うなら汚名返上だろ。ああ、もうどうでもいい!せっかくカメラが使えるようになったんだ!約束の時間が来るまで撮って撮って撮りまくれ!」
「アイアイサー!」
ドロシーの言葉に脱力したナイアルは気を取り直してドロシーに指示をし、指示をされた交戦の様子をカメラで撮りまくっていた。
〜空中庭園〜
「と、と、特務兵!?」
「おいおい……何で連中が結社の猟兵や人形兵器と戦っているんだ!?」
「確か特務兵は”殲滅天使”が起こした”お茶会”によって全員拘束されたはずだが……」
特務兵達の登場にエステルとアガットは信じられない表情をし、バダックは呆けた表情で呟き
「……カシウスさんではない人が手を打った……――――まさか、彼らを動かした人物と言うのは……!」
「リシャール大佐か!?」
特務兵達を動かした人物が誰であるかを考え込み、やがて答えが出たアーシアの言葉に続くようにフレンが声を上げたその時!
「フフ、その通り。」
レイスの声がどこからともなく聞こえた後、”執行者”達の両方の側面からシード中佐とかつて身に纏っていた黒い軍服を来たリシャール、そしてエステル達の背後の上空からジークがそれぞれ”執行者”達に強襲した!
「っ!?」
「チイッ……っ!?」
「キャッ!?」
「くっ!?」
シード中佐達の強襲をそれぞれ受けた”執行者”達が怯んだその時、女王宮からレイスが現れて瞬時に”執行者”達に攻撃した!
「爪竜斬光剣!!」
「「キャアッ!?」」
「グアッ!?」
「グッ!?」
レイスの剣技によって巻き起こった大爆発を受けた”執行者”達はそれぞれふっ飛ばされた!
「やあ、みんなご苦労だったね。」
「ルーク達もご苦労だったね。お陰で”執行者”達が隙だらけになって奇襲も容易に成功したよ。」
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