暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜聖魔の魔人姫との契約〜後篇
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しながら答え、パールグレイの髪の娘は疲れた表情で溜息を吐き、黄緑色の髪の女の子は無邪気な笑顔を浮かべ
「このリア充王が!ちょっとは痛い目にあいやがれ!」
オレンジのコートを身に纏っている赤髪の青年は悔しそうな表情で男性を睨んだ。
「フッ、残念ながら俺は女性達との付き合いに関しては完璧だぞ?それに体調にも気を使って、エルファティシア達を抱いているから、体調管理も完璧だ。」
「そんな事を胸を張って言わないで下さい。それより少しは警察局長としての自覚を持ってください。」
静かな笑みを浮かべて言った金髪の男性の言葉を聞いた茶髪の青年は呆れた表情で指摘した。
「おいおい、よりにもよって俺と”同類”のロイドに言われる筋合いはないぞ?」
「ええっ!?何でですか!?というか局長と俺のどこが似ているんですか!?」
しかし男性に指摘された青年は驚き
「確かにそれは言えてるわね。しかも自覚がない分、局長より
性質
(
たち
)
が悪いわ。」
「エリィ!?」
数ヵ月前に恋人同士になったばかりの娘にジト目で見つめられて責められた青年は信じられない表情をし
「エリィを恋人にしていながら、複数の女性達から好意を寄せられているロイドはヴァイスと”同類”と言ってもおかしくありませんね。」
「うふっ♪もしかしてヴァイスハイトを超えるつもりなのかしら♪」
「アル警視にエルファティシアさんまで!?というか、それ以前にエリィ以外の女性に好意を寄せられているなんて身に覚えがありませんよ!?」
二人のエルフの女性の指摘に更に慌て
「アハハハハハ!さすがはロイドだよ!”まだ”気付いていないんだ♪」
「ワジ!?”まだ”ってどういう事だよ!?」
(す、すみません、ロイドさん。今のワジ君の言葉は否定できません……)
腹を抱えて笑っているエメラルドグリーンの髪の少年の言葉を聞いて驚いている茶髪の青年の様子を見たベレー帽を被る女性は苦笑し
(くかかかかかかっ!ここまで鈍感なのはもはや”奇跡”に近いぞ!?)
(ハア……どこで育て方を間違えてしまったのかしら?)
茶髪の青年の身体の中にいる悪魔は腹を抱えて笑い、天使の女性は疲れた表情で溜息を吐いて頭痛を抑えるかのように頭を抑えた。
「この弟貴族が!局長と共に本物の”女神”のフェミリンスのお姉さんかレシェンテちゃんから天罰を受けろ!」
「ロイドもモテモテだもんね♪」
「ランディやキーアまで!?……ううっ、局長を注意するはずが何で俺が責められる事になったんだ……?」
そして悔しそうな表情で自分を睨む赤髪の青年や無邪気な笑顔を浮かべている黄緑色の髪の少女の言葉を聞いた茶髪の青年は疲
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