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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜”六銃士”〜前篇
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な気が……」
メサイアの話を聞いたエリオットは驚き、ユーシスは呆れ、エマは冷や汗をかき
「ア、アハハ……」
(ヴァイスさんならありえそうだから、冗談になっていないわよね……)
(……実際、多くの女性達を侍らす事を夢見ているような発言もあったからな……)
ツーヤは冷や汗をかいて苦笑し、プリネは表情を引き攣らせ、プリネの小声を聞いたレーヴェは呆れた表情で呟いた。
「というか、こっちの”黄金の戦王”も大して変わらないと思うわよ?確か”黄金の戦王”は複数の女性と肉体関係を持って全員と付き合って、ハーレムを作る事を公言している事で有名な話だもの。」
「なっ!?そんな風紀を乱すような事をやっていてよくクロスベル警察のトップでいられますね……」
「普通に考えたら、市民達はそんな警察局長、イヤだと思うんだけど。」
苦笑しながら答えたサラ教官の話を聞いたマキアスは驚いた後呆れ、フィーはジト目で呟いた。
「不思議な事に逆にそれで人気が更に高まったのよねぇ。隠す所か堂々とハーレム発言している事は呆れを通り越してむしろ感心に値するくらいだし、かなりのイケメンで性格も男としてかなりいいそうだから、女性達にとっては憧れの的で、”黄金の戦王”と関係を持っている女性達は羨ましがられているそうよ?」
「い、一体どういう人なんだろう……?」
サラ教官の説明を聞いてそれぞれが冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中、エリオットは呟き
「―――とりあえず兄様とどことなく似た男性である事は間違いないでしょうね。」
(確かにそれは言えてるわね♪)
(ふふふ、そうですね。)
ジト目でリィンを見つめるエリゼの言葉を聞いたベルフェゴールとリザイラはそれぞれ興味ありげな表情で頷いた。
「ええっ!?何でだよ!?今の話のどこに共通する部分があったんだ!?」
エリゼの言葉に反応したリィンは驚き
「ア、アハハ……今の状況になってなお、まだ気付いていないんだ……」
「フッ、あまりにも鈍感すぎるといつか本当に刺されるか、状況が自分にとって余りにも不利と判断したアルフィン皇女殿下が部下達に命じてお前を拉致するかもしれないぞ?」
「さすがにそこまでしないと思うが……」
リィンの様子を見たエリオットは苦笑し、ユーシスはからかいの表情になり、ユーシスの言葉を聞いたラウラは冷や汗をかき
「兄様〜〜〜〜?」
「リィン〜〜〜?」
「だ、だから何でそこで俺を睨むんだよ!?」
膨大な威圧を纏って目にも見える程の怒気をメラメラさせているエリゼとアリサに見つめられたリィンは戸惑いながら尋ねたが
「「全部、
兄様
(
リィン
)
が悪いのです
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