第91話
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、ヨシュアを睨んで話を遮った。
「え……」
「あたしだって遊撃士のはしくれよ。自分のことは自分で面倒見れるし、足を引っ張らない自身だってあるわ。もっともらしいこと言ってもごまかされないんだからね。」
「エステル……僕はそういうつもりじゃ。」
「あたしを信用してないワケじゃないのは分かってる。心配してくれているんだろうけど多分、それだけでもない……。何か心当たりがあるってトコ?」
「………………………………。そんな素振りを見せてないのにどうしてそこまで分かるんだい?」
ヨシュアは図星を刺されたかの表情でエステルに尋ねた。
「そりゃあ、あたしはヨシュア観察の第一人者だもん。何となく分かっちゃうんだってば。」
「………………………………。(……ここまで、か………)」
ヨシュアはエステルに聞こえないような声で呟いた。
「えっ?」
「わかった、もう止めないよ。指定の時間までもうすぐだし、急いで大聖堂に向かうとしよう。」
「あ……うん!」
「でも、約束して欲しいことがある。何かあったら必ず僕の指示に従ってほしいんだ。一瞬のミスが命取りになるかもしれない。」
「うん……わかった。それじゃあ急ぎましょ。」
そしてエステル達はプリネ達に事情を話して、エステル達が戻って来るまでミントを預かってもらい、ホテルの外に出て巡回の兵士達の目を掻い潜って大聖堂に向かった………
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