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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第97話
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豊富なプリネ達もいるんだから、大丈夫だって〜。」

サラ教官は片手をヒラヒラと振りながらその場から去って行き

「やっぱりこうなったね。」

「やれやれ。あの調子で教官を続けて今までよく問題が起きなかったものだ。」

「ハア……あの放任癖は何とかならないのか?」

その様子を見ていたフィーやレーヴェ、マキアスは呆れた。



「アハハ……―――では私とツーヤ、リィンさんとレーヴェが手分けして皆さんにペガサスやグリフィンの乗り方を教えますね。エリゼさんはどうしますか?」

「申し訳ございませんが私はこの後皆様の食事の用意をしないといけませんので、これで失礼いたします。」

「え……じゃあ今晩の夕食はエリゼが?」

プリネの言葉に答えたエリゼの話を聞いてある事に気付いたリィンは目を丸くして尋ね

「はい。今晩の夕食は僭越ながら私が作ることになっているんです。」

「フッ、以前寮で馳走になった料理を考えると期待できるな。」

「うむ、何から何まで世話になってすまないな。」

エリゼの説明を聞いたユーシスは口元に笑みを浮かべ、ラウラは頷いてエリゼを見つめ

「いえ、これも専属侍女長としての務めですので。―――それでは失礼します。」

エリゼは答えた後会釈をしてその場から去って行った。その後リィン達はそれぞれ練習した結果、サラ教官の宣言通り1時間ほどすると乗馬経験のある者達は大空へ駆ける事にも慣れ始め、プリネの提案でA班、B班に分かれて帝都を練習代わりに外回りする事になり、リィン達A班もそれぞれが騎乗する幻獣に乗って空を飛んでいた。
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